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「K-1 WORLD GP」7.17(月・祝)両国<インタビュー>松谷綺「パヤーフォン選手とはいずれやるだろうなと思っていた。自分とは噛み合うと思うし、白黒ハッキリつけて勝ちたい」

 7月17日(月・祝)東京・両国国技館「AZABU PRESENTS K-1 WORLD GP 2023」の[スーパーファイト/K-1女子アトム級/3分3R・延長1R]でパヤーフォン・SWタワンと対戦する松谷綺のインタビューを公開!

──松谷選手の前回の試合は4.8「Krush~RING OF VENUS~」でのウォン・ガヨン戦でしたけど、振り返ってみていかがですか?

「韓国の3選手はみんな気持ちが強いなと思ったんですけど、ガヨン選手も気持ちが強かったですね。ただ、試合をやってみてもう少し自分の中ではこうしたいああしたいっていうのがあったんです。そこが思い通りにできない部分もあったし、できればKOで倒しきりたかったんですけど、ダウンを獲ったのも最後の最後で、勝ったのはいいんですけどちょっと悔しさの残った試合でしたね。映像で見てみると、もっとここはこうできたんじゃないかっていうのが結構ありました」

──海外の選手とやるのはあの試合が初めてですよね。日本人選手との試合との違いは感じましたか?

「試合をやってみた感じは日本人選手と変わらずでしたけど、セコンドの声とか聞こえてきても言葉が分からないし、雰囲気的に違う部分は感じましたね」

──この試合の後で練習等で何か取り組んでいることはありますか?

「私は同じ階級であっても他の選手と比べて体が小さいし、体力差があると前から思っていたので、筋トレだったりフィジカル面の強化をしていますね」

──パワー負けしないようにということですね。ここまで練習してきて、パワーがついてきたという実感はありますか?

「結構あります。ミットにパンチを打っていても、前までは自分でも強く打てている感じがしないというか微妙だったんですけど、フィジカルトレーニングをするようになってから、土台がしっかりしてきたなという感じはします。強く打てるようになりましたね」

──そういう中で今回のパヤーフォン選手との試合が決まったわけですが、オファーが来た時はどんな心境でしたか?

「この大きな大会で試合ができるのは本当に嬉しいなと思ったし、パヤーフォン選手に勝てば自分がベルトに挑戦できると思うので、この話が来た時は嬉しかったですね。ベルトはすぐにでも獲りたいなと思っていたので」

──確かにパヤーフォン選手は前チャンピオンなので、次の挑戦権争いの側面もある試合だと思います。選手としてはどんな印象をお持ちでしょうか?

「アトム級の中でも一番力強さを感じるというか、上手さもありますし、タイ人の選手なので日本人の選手と戦い方も違う部分があると思うんですけど、いずれやるだろうなとは思っていました。自分とは噛み合うかなと思っています」

──パヤーフォン選手は菅原選手と2回やってますけど、それを見ていて感じることはありますか?

「展開がゴチャゴチャというか、どっちが勝ったのかなという試合になっていましたよね。自分はみんなにもそう思わせないように白黒ハッキリつけたいと思います」

──前回は女子だけのKrushでの試合でしたが、今回は男子の中に混じっての試合になります。他にも女子の選手の試合も組まれると思いますけど、どんな試合を見せたいと考えていますか?

「K-1なんでアグレッシブにいきたいです。倒せても倒せなくても、パワーもあってスキルもあって、この選手は本当に強いなと思ってもらえる試合をしたいなと思っています。倒せなくても試合が面白い選手とかって結構いると思うので、まあ倒すのがベストですけど、一番は目立つことですね。女子選手の中でもそうですし、男子の選手がいてもみんなの記憶に残るようなアグレッシブな試合をしたいです」

──現在のK-1の女子では、KANA選手や菅原選手が引っ張っている状況です。そこに自分も並ぶ、あるいは追い抜きたいという気持ちはありますか?

「そうですね。自分もそれができなくないと思っているし、自信もあります。たくさん練習もしてきているので、並ぶというよりはKANA選手の存在も追い越したいと思っています」

──先程ベルトというお話がありましたけど、現在目標として定めているのは、やはりK-1女子アトム級のベルトということになりますか?

「K-1のベルトを獲るためにここに来ているし、こんなところで負けているようではまたベルトから遠ざかっちゃうので、すぐにでも獲れるように今回の試合も頑張りたいと思います」

──昨年女子アトム級の初代王座決定トーナメントがあって、今年の3月には菅原選手がタイトルマッチで新チャンピオンになりました。そういう一連のベルトのかかった試合を見ていて、自分の手の届かないものではないという感覚はありますか?

「昨年の6月に菅原選手とやった時も、もちろん菅原選手も強いですけど、自分ではそこまでの差はないと感じたんですよ。自分が思っているようにもっと上手く戦えれば勝てない相手じゃないと思っています」
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