「K-1 WORLD GP」7.17(月・祝)両国 KANAがスコットランドの強豪エイミー・パー二ーと3度目の防衛戦「エイミー選手は世界的に名前があって、過去最高のテクニシャン。その相手をKOして今年中にアニッサ戦を実現させたい」
※この試合に関するお知らせ※
https://www.k-1.co.jp/news/38530
K-1女子フライ級王者・KANAが3度目の防衛戦でスコットランドのエイミー・パーニーを迎え撃つ。KANAは昨年6月のK-1初の女子大会「K-1 RING OF VENUS」でスーリ・マンフレディにKO勝ちして初防衛を果たすと、12月にはスーパーファイトでオロール・ドス・サントスをKOで撃破。今年3月「K'FESTA.6」ではフンダ・アルカイエスをカーフキックで戦闘不能に追い込み、2度目の防衛に成功した。
挑戦者のパー二ーはISKAムエタイ世界女子フライ級王座、Lion Fight女子スーパー・フライ級王座、Enfusion女子ストロー級王座、WBCムエタイ・インターナショナル女子フライ級王座と4本のベルトを巻く強豪。KANAと2度対戦したヨセフィン・ノットソン、ONE Championshipでタイトル戦も経験したララ・フェルナンデスからも勝利している。
会見でKANAは「エイミーは自分のキャリアのなかで過去最高のテクニシャン。ベルトをかけて戦う価値のある選手だと思ったので、自分の価値を上げるためにも防衛戦にしてもらいました」と挨拶。「エイミーは世界的に名前があって、アメリカで練習をしていてもみんな名前を知っているような選手です。そういう相手をKOして、今年中にアニッサ・メクセン戦を実現させたい」と熱望するアニッサ・メクセンとの対戦を目標に掲げた。
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KANA
「エイミーは過去に対戦するかもしれないという候補に挙がっていた選手で、お互いに知っている選手です。キャリアの中で過去最高のテクニシャンかなと思います。ヨセフィン、ララにも勝っているし、めちゃくちゃテクニックがあるので、ムエタイスタイルではあるけどK-1ルールにどういうスタイルで合わせてくるのかなというのも分析するところの一つです。ベルトをかけて戦う価値のある選手だと思ったので、自分の価値を上げるためにも防衛戦にしてもらいました。
(対戦相手の印象は?)ムエタイのトップで戦っているので、蹴りのタイミングだったり、間合いだったり、試合の雰囲気の作り方だったり…そういう技術が一つ抜けていると思います。蹴り合いのなかで作る空間さえ勝負だと思うので、ハイレベルな試合になると思います。(対戦を熱望するアニッサ戦へ向けて)エイミーは世界的に名前があって、アメリカで練習をしていてもみんな名前を知っているような選手です。そういう相手をKOして、今年中にアニッサ戦を実現させたい。まず目の前の相手を倒して自分とベルトの価値をあげて次の試合に臨みたいです。
(SNSで伊藤紗弥や熊谷麻理奈とスパーリングしている投稿をしていたが)伊藤選手は日本人で一番ムエタイが上手いと思うので、蹴りだけのスパーリングだったり、いろいろと通して6Rくらいやりました。熊谷選手は前から一緒に練習していて、身長が173cm、体重も10kgちょっと重いので、フルパワーでできる相手が熊谷選手だけなんで。そういう意味でやらせてもらっています。
(今回もアメリカ合宿にいくそうだが?)前回同様、試合直前までスパーリング中心の練習をしにいきます。その感覚のまま試合をしたいですし、相手がムエタイスタイルなので、アメリカのムエタイジムでスパーリングをこなそうと思います。(相手はテクニシャンタイプで試合がかみ合わない可能性もあるが?)正直それも視野に入っていて、面白くない試合になる可能性もあると思うんですけど、自分が倒して勝てば面白くない時間も短くなる。最後はKOで勝つことを想定して練習するので、そこは特に意識していないです」
エイミー・パーニー(コメント代読)
「今回K-1でタイトルマッチが決まったことをうれしく思う。KANAは間違いなく世界トップの選手だと思うが、私も世界のトップレベルで戦い、そして勝ってきた。5本目のベルトをスコットランドに持って帰る」