「K-1 WORLD GP」6.3(土)横浜<インタビュー>横山朋哉「僕と大岩選手の試合はスーパー・フェザー級の3位決定戦だと思っている。大岩選手をKOして一歩上に行きたい」
――今大会では大岩龍矢選手との対戦が決まりました。オファーが来た時の心境はいかがですか?
「やっとかって感じですね。いずれやると思っていた選手だったので。第5代スーパー・フェザー級王座決定トーナメントで準決勝まで勝ち上がった選手同士の対戦なんで、事実上の3位決定戦だと思っています」
――そのトーナメントでは1回戦でスタウロス・エグザコスティディスにハイキックでKO勝利するも、準決勝で朝久裕貴選手にKO負けという結果でした。
「去年は経験もそうですし、挑戦する1年だったと思います。KrushとK-1の王座決定トーナメントに出て、初ダウン、初KO負け、初外国人……と色々な経験をして。いい結果は出なかったですけど、プラスになることは多かったので、今年はそれを結果にしなきゃいけないと思います」
――今年2月Krush後楽園大会のペットサムイ(※K-1ではエークピカートのリングネームで与座優貴と対戦)戦では、ペットサムイのローキックに苦しめられながらもパンチでダウンを奪っての勝利でした。昨年の経験は生かせた試合ですか?
「そうですね。ペットサムイ選手は元ラジャのチャンピオンで、ライト級で与座選手を苦しめた相手なので、その選手に勝てたことは自信になりました」
――トーナメントでの活躍を経て、周囲の反応や反響は変わりましたか?
「『もっと横山選手の試合を見たい』とか『横山選手と◎◎選手とやりたい』と言ってもらえることが多くなって、やっとスーパー・フェザー級で名前を出してもらえる選手になったんだなと思いました」
――改めて大岩選手の印象を聞かせてください。
「フィジカル・気持ちが強くて、常にトップ戦線で活躍している選手だなという印象です。自分も気持ちで負けないように打ち合うし、絶対に盛り上がる試合になると思うので、最終的には僕が倒して勝ちます」
――大岩選手はタフな相手ですが倒す自信はありますか?
「自信というか倒さなきゃいけないと思います。僕がここからさらに上のステージに行くためには(大岩クラスの選手を)倒して勝つことが必要不可欠だと思います」
――K-1・Krushどちらでもベルトを獲るチャンスもあると思いますが、これからはどんな試合をしていきたいですか?
「僕は組まれた試合・相手と戦うだけなので、もちろんベルトは狙っていますし、対抗戦のチャンスがあったらやりたい。とにかく僕はどんなオファーが来てもいいようにしっかり準備を続けていきます」
――それでは最後にファンのみなさんにメッセージをお願いします。
「大岩選手と試合が決まって、僕はこの試合が3位決定戦だと思っているので、ここで勝って僕が一歩上に行きたいと思います」