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「K'FESTA.6」3.12(日)代々木<インタビュー>王者・和島大海「ジョムトーン選手は過去一強い相手。自分が得意な蹴りでは負けたくない」

 3月12日(日)東京・国立代々木競技場 第一体育館「K-1 WORLD GP 2023 JAPAN ~K'FESTA.6~」の[K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で挑戦者ジョムトーン・ストライカージムと対戦する王者・和島大海のインタビューを公開!

――今回「K'FESTA.6」で“ムエタイの生ける伝説”ジョムトーンを挑戦者に迎えての初防衛戦が決まりました。

「会見でも話した通り、初防衛戦で強い選手と決まったので頑張りたいと思います」

――防衛戦でジョムトーンと対戦することは想定していましたか?

「ジョムトーン選手がK-1に来てから2連勝していて、オファーを受けて『まあそうだろうな』という感じでしたね」

――改めてジョムトーン選手にはどんな印象を持っていますか?

「なんでもできる、ですね。ボクシングでも実績がある通り、パンチもすごく上手くて、蹴りも上手くて、バランスが整ったファイトスタイルだと思います。あとプロで22戦やってきて、サウスポーとやるのは今回が初で、自分でも『どう戦おう?』と考えています。僕的には、ジョムトーン選手が過去一強いと思っています」

――今回の防衛戦が決まってタイ合宿を行ったそうですね。

「はい。ムエタイ対策も兼ねて、タイのシッソンピーノンジムで練習させてもらいました」

――期間はどのくらいですか?

「そんなに長くなくて、2週間弱ですね。海外で練習するのも初めてだったので、とりあえず行ってみるっていう感じで、すぐ帰っては来たんですけど。短期間でしたが、しっかり集中して練習したので行ってよかったなと思います」

――現地ではどのような練習環境だったのですか?

「ジムに寝泊まりして、地元タイの選手たちと練習するという形です」

――昔からタイには行きたかったのですか?

「日本ではなかなか同階級の選手がいなくて、ずっと海外で練習してみたいと思っていました。ただ、なかなかきっかけがなく、海外に一人で行くのも寂しいなって(笑)。それで海外に行くきっかけがなかったんですけど、たまたま海外に知り合いがいて、一緒に飛行機にも乗ってサポートしてもらいました。ジムについたら、ジムに放り込んでもらって、そこからずっと一人で。最後までタイ語は分からなかったですけど(笑)、なんとなくコミュニケーションも楽しかったです」

――シッソンピーノンジムといえば、同じスーパー・ウェルター級で世界トップクラスのシッティチャイもいますが、一緒に練習する機会はあったのですか?

「そうですね。シッティチャイとも練習しましたし、他のタイ人選手たちとたくさん練習してきました」

――どんな収穫がありましたか?

「言葉ではうまいこと伝えられないんですけど、やっぱりムエタイの本場タイで、タイ人選手と練習できたことがプラスですし、技術的にもレベルの高い選手ばっかりだったので、すごくいい練習になりました。タイで教えてもらったことはを日本でもしっかりやって、ジョムトーン選手対策を練ろうと思います」

――和島選手の言葉にもあった通り、ジョムトーンは穴がない選手だと思いますが、どんな試合を想定していますか?

「初サウスポーなので、試合の組み立て方は色々と考えているところです。僕が得意なのは蹴りなので、蹴り負けはしないようにしたいと思っています。得意なところでは負けたくないので」

――和島選手にとって初めての防衛戦という形の試合ですが、そこに臨む心境はいかがですか?

「初防衛戦なのでプレッシャーもありますけど、どんな相手が来ても絶対に負けたくないというのは一緒なので、初防衛とか関係なく絶対に勝ちたいなと思っています」

――2023年初戦が大一番になりましたが、今年はどんな年にしたいですか?

「2021年・2022年と全勝できたので、2023年も全勝でいきたいなと思っています」

――今回の防衛戦を経て、どんなことをアピールしていきたいですか?
「しっかりベルトを防衛して、今回の相手もかなり強豪だと思うんですけど、これからも外国人選手を相手に試合していきたいなと思っています。スーパー・ウェルター級は外国人選手が強い階級なので、K-1チャンピオンとして世界の強豪と戦っていきたいです」
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