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「K'FESTA.6」3.12(日)代々木 スーパー・ウェルター級王者・和島大海が過去最強の挑戦者ジョムトーンを迎え撃つ!「ジョムトーン選手に死角あるんですかね…」(和島)

 1月13日(金)都内にて記者会見が行われ、3月12日(日)国立代々木競技場 第一体育館大会「K-1 WORLD GP 2023 JAPAN~K'FESTA.6~」の対戦カードが発表された。

 K-1スーパー・ウェルター級王者・和島大海の初防衛戦の相手がジョムトーン・ストライカージムに決まった。和島は2021年12月のK-1大阪大会で木村"フィリップ"ミノルにKO勝利して、第4代K-1スーパー・ウェルター級王座を獲得。昨年6月の「THE MATCH 2022」ではRISEのブラックパンサー・ベイノアからダウンを奪って大差の判定勝利を収め、9月のK-1横浜大会ではヨーロッパの高い評価を得ているメレティス・カコウバヴァスをKO。現在6連勝(5KO)と絶好調だ。

 対するジョムトーンはムエタイのスーパースターで、ラジャダムナンスタジアムで4階級制覇・WBCムエタイ世界王座を3階級制覇。プロボクシングでもOPBF東洋太平洋王座を獲得して、2015年には無敗のまま当時内山高志が保持していたWBA世界王座にも挑戦した。昨年9月からK-1に参戦し、9月にアビラル・ヒマラヤン・チーター、12月に森田奈男樹にKO勝ちを収めている。

 ジョムトーンはK-1初参戦時に「スーパー・ウェルター級、ウェルター級、スーパー・ライト級で3階級制覇する」と宣言しており、K-13戦目で早くも戴冠チャンスを掴んだ。一方の和島にとっては、過去最強クラスの挑戦者を迎え撃つことになった。

 ここまで22戦のキャリアを誇る和島だが、意外にもサウスポーとの対決は初で「相手はパンチが上手くて、サウスポーという印象です。サウスポーとやるのは今回が初で、自分でも『どう戦おう?』という感じです」と困り顔。さらに記者からジョムトーン攻略のイメージを問われると、和島は「僕が得意なのは蹴りなので、蹴り負けはしないようにしたいと思っています。得意なところでは負けたくないので。(今は死角が見当たらない?)死角あるんですかね…」と苦笑い。自信なさげな返答を繰り返す和島に、同席した中村拓己K-1プロデューサーも「会見ではこんな感じですが、いざ戦ったら強いタイプなので!」とフォローを入れていた。

和島大海
「(試合へ向けての意気込み)初防衛戦、強い選手と決まったので頑張りたいと思います。中村拓己K-1プロデューサーは、僕のことが嫌いなんじゃないかってくらい、いつも強い選手ばかり呼んできて………感謝しています。頑張ります(笑)。(初防衛戦でジョムトーンと決まり)オファーを受けて『まあそうだろうな』という感じです。(印象は)パンチが上手い印象で、サウスポーですね。プロで22戦やってきて、サウスポーとやるのは今回が初で、自分でも『どう戦おう?』という感じですし、ファンの皆さんにも温かく見守っていてほしいです。

(前回のメレティスとジョムトーンはどちらが強いと思っている?)タイプが違う選手なので、パワーでいうとメレティス選手はすごかったですけど、ジョムトーン選手はテクニックがありますし、実績もある。どちらがと言われると答えるのが難しいですが、僕的には、ジョムトーン選手が過去一強いと思っています。(試合の組み立ては考えている?)初サウスポーなのでこれから組み立て方は考えていきます。(どこを突けば勝てるというヒントは?)僕が得意なのは蹴りなので、蹴り負けはしないようにしたいと思っています。得意なところでは負けたくないので。(今は死角が見当たらない?)死角あるんですかね(苦笑)。頑張りたいと思います」

ジョムトーン・ストライカージム
「今回K-1のベルトに挑戦できることがうれしい。チャンピオンの和島はテクニックもあって、非常に強い選手だと思うが、私もムエタイ・ボクシングで多くの強豪たちと対戦してきた。そのすべてを使って和島を叩き潰す。最後にベルトを巻いているのは私だ」
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