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“ムエタイの生ける伝説”ジョムトーン、3階級制覇の最初の標的は和島大海「試合を見れば、その選手がどういう選手か分かる。昨日和島の試合を見て特別な感情は持たなかったよ」

 9月12日(月)都内にて、昨日開催された「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~」横浜アリーナ大会の一夜明け会見が行なわれた。

 第14試合、アビラル・ヒマラヤン・チーターを相手にK-1初参戦を迎えたジョムトーン・ストライカージムの一戦。ラジャダムナンスタジアム4階級制覇、WBCムエタイの世界王座も3階級制覇するなど、輝かしい経歴を誇るムエタイのレジェンド、ジョムトーンのパフォーマンスが注目される中、1R終盤に相手のバックブローを防いだジョムトーンが左フックから左ハイキックのコンビネーションでアビラルをKOし、期待どおりの圧勝劇を見せた。

 歴戦の猛者ながらK-1初参戦で試合前に緊張したというが「試合を終えてやっと緊張が解けた」と安堵の表情を見せ、そのKOの内容からtwitterではトレンド入りする注目度の高さを見せたが、それについて聞かれると「自分は3年間試合していなかったんですけど、そうやってみなさんに注目してもらえてよかった」と、試合を振り返った。

 今後はスーパー・ライト級、ウェルター級、スーパー・ウェルター級の3階級制覇という驚愕の目標を掲げたジョムトーン、「いつでもその3階級の準備はできているので、すぐにでもタイトルマッチをやりたいです」と、すでに準備万端だと語る。

 ゲーオ・ウィラサクレックらK-1で人気を得たムエタイ選手に続くことができるのか。

ジョムトーン・ストライカージム
「昨日は試合前は緊張していたんですけど、試合を終えてやっと緊張が解けた感じだ。(試合の感想)自分のビデオを見返したが、自分の蹴りがあたってカウントが入ったんですけど、自分はあまりそういった感触がなかったのでちょっとびっくりしました。(twitterで自身の名前がトレンド入りしていたが)自分は3年間試合していなかったが、そうやってみなさんに注目してもらえてよかったで(K-1での目標)3階級制覇で65kg、67.5kg、70kg全部のベルトを獲りたいと思っている。

(何年以内に目標を達成したい?)いつでもその3階級の準備はできているので、特に何年以内というわけではなく、すぐにでもタイトルマッチをやりたい。(減量は?)これまで長く戦ってきて、その中でスポーツ学もきちんと勉強してきたので減量に関しては全く心配していない。(日本ではブアカーオ、ゲーオなどが人気を得たが自分もそうなりたい?)そう思っている。自分はタイで有名な選手の一人だと思っているが、こうして日本でK-1で戦う以上、3本のベルトを獲って有名になりたい。

(ジョムトーンのリングネームの意味は?)簡単に言うと財産、資産、宝という意味だが、それをどんどん増やしていく、育てていくという意味だ。(王者・和島大海の印象)昨日も見たが、これまで数多く戦ってきたので見て大体その選手がどういう選手かわかる。昨日見て特別な感情は持たなかったよ」
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