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スーパー・バンタム級王者 金子晃大、復活の秒殺KO勝利!コンペットの挑戦要求に対して「僕もコンペットの試合を見てやりたいと思った」

 9月12日(月)都内にて、昨日開催された「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~」横浜アリーナ大会の一夜明け会見が行なわれた。

 第17試合で-56kg契約のスーパーファイトをイギリスのジョーダン・スウィントン相手に戦った金子晃大は、開始早々に右ストレートからの左フックでダウンを奪取すると、攻撃の手を緩めずに畳み掛け、最後はボディへの右ストレートでスウィントンを悶絶させて、わずか1R40秒でKO勝利を飾った。

 今年2月のK-1東京体育館大会では第3代K-1スーパー・バンタム級王座決定トーナメントで優勝し、チャンピオンになった金子だったが、K-1を代表して出場した6.19「THE MATCH 2022」東京ドーム大会では鈴木真彦に敗北。今回はきっちりと現役K-1王者としての実力を証明する圧倒的なKO勝利となった。

「昨日は絶対にKOしようと決めてたんで、それがまずできて良かったなって感じです」と、一夜明けた心境を語った金子。練習環境を変えて、ムエタイのジムでトレーニングを積んだ結果が早速出たことで、本人も満足げだった。

 昨日は金子の一つ前の試合で、王座決定トーナントの決勝を戦った玖村将史が初参戦のコンペット・シットサラワットスアに判定負けしている。そのコンペットについて、「パンチも巧いですし、K-1に対応してきたらもっと強くなるだろうなと思いました」という印象を持ったという金子。「あの選手にしっかりとしたいい勝ち方ができれば、また自分がやりたいいろんなこともできると思うんで、やりたいなと思っています」と次期挑戦者としても興味を示していた。

 金子が言う「自分がやりたいいろんなこと」とは、「THE MATCH」という大舞台で敗れた鈴木へのリベンジだ。「RISEの鈴木選手ともう一回やれるような機会を作りたい」という金子は、コンペットを含め、チャンピオンとして結果を出しながら、目標へと近づいていくことを誓っていた。

金子晃大
「昨日は絶対にKOしようと決めてたんで、それがまずできて良かったなって感じです。(チャンピオンになってからの初勝利となったが、一夜明けてどんな心境?)そこに対しては考えてなかったですけど、練習内容とかを変えて結果として出たので、それが良かったなと思います。(コンペットの試合を見ていたら感想は?)パンチも巧いですし、K-1に対応してきたらもっと強くなるだろうなと思いました。

(コンペットがベルトへの意欲を見せていたが?)僕も見てやりたいなと思ったし、あの選手にしっかりとしたいい勝ち方ができれば、また自分がやりたいいろんなこともできると思うんで、やりたいなと思っています。(チャンピオンとしての今後の目標は?)まず、昨日のコンペット選手とやっていい勝ち方をしたいですし、その先には昨日も言ったんですけど、RISEの鈴木選手ともう一回やれるような機会を作りたいと思っています。

(新しい練習環境としてムエタイのジムを選んだのは意外だったが、どんな意図があった?)元々、前から結構行ってて、まあその時はよく分からなかったんですけど、久々に行ってみたらなんか気が合うんでいいかなと思って。(今後は持ち前のパワーに加えて、どんなことをプラスしていきたい?)技術技術ってなっちゃうといいところも消えるのかなって思うんですけど、その中で自分に合った動きだったり、そういうのを取り入れていければいいかなと思っています。

(鈴木の件はそう簡単には実現しないカードだと思うが、とりあえず実現するまでは口に出して言っていくことで、少しでも実現に近づければという想いがある?)そうですね。言って、しっかり結果を出していければやれるんじゃないかなっていう感じです。まあ、なんか言っとけばいいかなと」
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