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「K-1 WORLD GP」9.11(日)横浜 どうなる?スーパー・ウェルター級戦線 王者・和島大海「ここにいる誰にも負けない」vsメレティス「100%の準備が出来た」、アビラル「ぶちかましてレジェンド越えする」vsジョムトーン「タイトルマッチでお会いしましょう」

 9月10日(土)都内にて、開催を明日に控えた神奈川・横浜アリーナ「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~よこはまつり~」の公開計量と前日記者会見が行なわれた。

 第14試合ではスーパー・ウェルター級注目の1戦が実現。22歳の新鋭アビラル・ヒマラヤン・チーターと、K-1初参戦のムエタイの生ける伝説=ジョムトーン・ストライカージムが対戦する。アビラルはジョムトーンに対して「レジェンドを越える」と闘志を燃やすが、真のターゲットは隣に座った和島だ。

「横にいるチャンピオン(和島)に去年負けているんで、チャンピオンよりもインパクトを残せるKOをしたい」。アビラルの狙いはジョムトーン越えからの和島へのリベンジで「必ず勝って、K-1のベルトに挑戦したい」と和島に宣戦布告した。

 対するジョムトーンは、ムエタイではラジャダムナンスタジアム4階級制覇、WBCムエタイ世界3階級制覇を成し遂げた後、ボクシングに転向すると無敗でOPBF東洋太平洋王座を獲得。さらには内山高志の保持するWBA世界スーパー・フェザー級王座に挑戦したレジェンド。早速「K-1では3階級制覇する」と宣言しているが「この場で多くを語ることはしない」と言葉少な。

 長身のアビラル(185センチ)とは10センチの身長差があるが「私にとってはまったく問題はない」とニヤリと笑い「いずれスーパー・ウェルター級のタイトルマッチでお会いしましょう」と、こちらもK-1王者・和島をターゲットに見据えた。

 第15試合には、現K-1スーパー・ウェルター級王者の和島大海と欧州ナンバーワンの破壊力を誇るメレティス・カコウバヴァスが激突。「世界の強豪との対戦」を望む和島にとっていきなりの試練だ。和島はメレティスについて「めちゃめちゃ強い外国人選手」と警戒しつつも「KOで、圧倒して勝つ」と強気な発言をして見せた。アビラルやジョムトーンの「K-1のベルトを獲る」という発言に対しても「ここに並んでる誰にも負けない」とベルトを死守する覚悟を示した。

 対するメレティスは、強豪ひしめく欧州でパワーやパンチ力の面で「ナンバーワンファイター」の呼び声が高い。42勝のうち35KOという高いKO率を誇るが、会見では「KO宣言」は一切なし。「100パーセントの準備が出来ている。どちらにしても私が勝つ」と静かな口調で語る。記者からアピールポイントを聞かれると「今までもみなさんに見せてきたようなものを、同じように見せるだけ」。

 これまで豪快なKO劇を見せてきたものの「試合前に相手をKOするというようなことは言わないのか?」と問われると「私がKOについて何かを言うことはない。それをおこなうだけです」とメレティス。揺るぎない強い自信をのぞかせて、いよいよ明日、初参戦のK-1の舞台で「欧州No.1のハードパンチャー」がベールを脱ぐ。
和島大海
「明日はすごい強い外国人選手と戦えるんで、めちゃくちゃ気合い入ってます。僕が勝ちます、押忍。(世界の強豪を迎え撃つがどんな試合、勝ち方をしたいか)僕ももちろんKOで、圧倒して勝ちます。ここに並んでる選手の誰にも負けないんで、明日は楽しみにしててください。(注目の相手と戦うことについて)映像見ても強いんですけど、そうですね、なんか勝てるなっていう気がしてきたので(笑)、明日は頑張ります」

メレティス・カコウバヴァス
「今、100パーセントの準備が出来ている。どちらにしても私が勝つ。(ご自身のアピールポイントは?)今までもみなさんに見せてきたようなものを、同じように見せるだけだと思う。(これまですごいKOを連発してきたが、相手をKOするなど言わないタイプ?)私がKOについて何かを言うことはない。それをおこなうだけです。(戦いにおけるポリシーは?)試合の時に思うのはただ勝利することだけ。どんな方法でも私は勝つことしか考えていない」
アビラル・ヒマラヤン・チーター
「いよいよ明日、本番なのでぶちかますだけなんで。みなさん、楽しみにしててください。押忍。(世界の強豪を迎え撃つが、どんな試合を見せたいか)今回の対戦相手はレジェンドって言われてるんで、明日はレジェンドを越えます。僕の横にいるチャンピオン(和島)に、去年負けてるんで、チャンピオンよりもインパクト残せるようなKO、いい勝ち方をしたいんで楽しみにしててください。(ファン注目の相手と戦うことについて)結構世界的に有名な選手とも戦っていますが、ここで負けられないんで、必ず勝って、K-1のベルトに挑戦出来たらいいなって思います」

ジョムトーン・ストライカージム
「こうしてもう一度試合が出来てとても嬉しく思っている。しかもその舞台がK-1ということで非常に嬉しい。(K-1初参戦で注目されてるが、アピールポイントは?)今日、私はこの場ではあまり多くは話さないことにする。ただ(和島を見て)いずれスーパー・ウェルター級のタイトルマッチでみなさんにお会いしたいと思っている。(今日、並んでみて相手との体格差、身長差については?)私にとって身長差はまったく関係ない。明日はK-1、初の舞台ですけど楽しみにしていてください」
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