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「K-1 WORLD GP」9.11(日)横浜<インタビュー>パク・ヨハン「僕が松倉信太郎選手と神保克哉選手を喰って、-75kgを盛り上げていきたい」

 9月11日(日)に横浜アリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~」の[第6試合/-75kg契約/3分3R・延長1R]でダニロ・ザノリニと対戦するパク・ヨハンのインタビューを公開!

――ヨハン選手にとってK-1本戦初出場が決まりました。試合に向けてのコンディションはいかがですか?

「8月に入ってからのオファーがでしたが、K-1の横浜アリーナ大会=よこはまつりということで受けました。前回の試合からそんなに期間もあいてないし、怪我もなかったので練習は続けていたので、問題なく調整できています」

――ヨハン選手が格闘技を始めたきっかけはなんですか?

「もともと地元の総合格闘技のジムに入って、最初は総合をやってたんですよ。でも寝技が向いてなくて。それで立ち技にシフトして、今に至るという感じです」

――総合のジムに入ったのは何歳の時ですか?

「17歳です。ただ週2~3回ジムに行くくらいだったので、そこまで本腰を入れてやっていたわけじゃないです」

――プロになりたいと思ったきっかけはなんですか?

「いずれはプロになりたいなぁと思ってやってたんですけど。当時僕が入会したジムで、入会申込書を出した時『お前一カ月後にプロの試合があるから出ろ』って言われたんですよ。で、僕も尖っていたので『分かりました』と言っちゃって。そんなことがありましたね(笑)」

――格闘技そのものが好きだったのですか?

「格闘技が好きというか喧嘩が強くなりたかったのとダイエットが目的ですね」

――格闘技を始める前にやっていたスポーツはありますか?
「卓球ですね。卓球で県大会に出てます。もしかしたら格闘技より卓球の方が得意かもしれないです(笑)」

――もともとヨハン選手は雄人というリングネームで試合をしていましたが、6月のKrushからリングネームを“パク・ヨハン”、所属ジムもZEEK GYMに変更となりました。心機一転したいという気持ちがあったのですか?

「そうですね。僕は父親が日本人で、母親が韓国の人なんですけど、韓国に留学にしていたこともあるんです。そのときにつくった名前が“パク・ヨハン”で、コロナ禍で日本人同士の試合が中心になっていたところで、そこに韓国の選手が入ってきたら面白いんじゃないかなと思って、“パク・ヨハン”として試合をしようと思いました」

――キックパンツにも日本と韓国の国旗が入っていますよね。

「僕は日本も韓国もどちらも大切にしているので、その想いをこめて国旗を入れています」

――またヨハン選手はスーパー・ウェルター級(70kg)でデビューして、クルーザー級(90kg)まで階級を上げて、現在は75kgで試合をしています。

「スーパー・ウェルター級でやっていた頃は15kgほど減量が必要だったので、コンディションが全く作れずに結果も残せなかったんです。それで当時はスーパー・ウェルター級の上はクルーザー級しかなかったので、そこに照準を合わせてKROSS×OVERでベルトを獲ることができました。ただクルーザー級時代は一発パンチをもらっただけで眼窟底骨折したり、どうしても体格的にきつかったんですね。そうしているうちに75kgが盛り上がってきたので、僕も75kgでやっていこうと決めました」

――ヨハン選手のファイターとしての武器・持ち味は自分でなんだと思いますか?

「ジャブですね。“左(ジャブ)を制するものを世界を制す”という言葉がある通り、ジャブを推していこうかなと思います」

――公開練習では鋭いヒザ蹴りも出していましたが。
「ジャブで押して行って、最後はヒザ蹴りで決めたいです」

――対戦相手のザノリニ選手にはどんな印象を持っていますか?

「すごくパワフルで経験豊富な強い選手という印象です」

――どんな試合内容・展開で勝ちたいですか?

「完封して勝ちたいですね。技術で翻弄ところも見せたいし、一発で倒すところも見せたいです」

――今、松倉信太郎選手と神保克哉選手が75kg新設をアピールしていますが、自分もそこに食い込みたいですか?

「はい。僕がその2人を喰って、-75kgを盛り上げていきたいですね。2人の試合を意識しているわけではないですが、ダニロ選手にしっかり勝って、僕という存在をアピールしたいです」
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