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「K-1 WORLD GP」9.11(日)横浜<公開練習>シナ・カリミアン、オランダ修行でパワーアップに自信!「デカい花火を打ち上げるような、そんな試合を見せたい」

 東京にて、9月11日(日)横浜アリーナ「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~」の「第13試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ヘビー級/3分3R・延長1R]で実方宏介と対戦するK-1クルーザー級王者シナ・カリミアンが公開練習を行なった。

 2021年3月「K’FESTA.4 Day.2」日本武道館大会でK-Jeeにリベンジを果たしてK-1クルーザー級(90kg以下)王座を奪回したカリミアンだが、その後は京太郎、そして前回の6.19「THE MATCH 2022」東京ドーム大会での山下力也と、1階級上のヘビー級(100kg以下)での戦いが続いている。しかし、いずれも勝利を収めており、ヘビー級ファイターとしても結果を残してきた。
 今回の対戦相手の実方に関しては、「私のファンのような選手だと思う(笑)」と冗談めかして語り、「試合では1RでKOする」とKOでの勝利を予告。その実方がハイキックでKOすると宣言しているという話を聞くと、「『THE MATCH』の時もそうだったが、相手がハイキックで倒すと言うのは、パンチが届かないような試合だったから。みんな言いたいことを好きなように言っていればいい。試合を見てみればすべて分かると思う」と、まるで意に介していなかった。

 カリミアンの次なる目標は、1階級上のヘビー級のベルトを獲ることだ。「ヘビー級のチャンピオンのロエル・マナートと戦いたい」と、コロナの影響で来日が途絶えているK-1ヘビー級王者ロエル・マナートに照準を合わせている。
 そして、今回試合を行なうスーパー・ヘビー級も含めた重量級の3階級制覇にも「K-1がそれを望むのであれば、自分はもちろん受けて立つし、私は目の前にチャレンジするベルトがあるのであれば、そのベルトのために戦いたい」と野心を見せていた。

 K-1での試合は昨年9月以来、ちょうど1年ぶり。会場も同じ横浜アリーナだ。今年は無差別級トーナメントが開催されるなど、盛り上がりを見せる重量級で、「デカい花火を打ち上げるような、そんな試合を見せたい」と、K-1クルーザー級王者としての存在感を改めて見せつけるつもりだ。
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