「K-1 WORLD GP」9.11(日)横浜<公開練習>神保克哉、松倉信太郎との因縁にけりをつけて-75kg新設だ!「お互いにああだこうだ言ってきたけど、リングでぶちのめしてやるから待っとけよ」
神保がこの日、行なったのは1分30秒間の左のミドルキックのミット打ち。なぜミット打ちを左のミドルキックに限定したかと言えば理由がある。対戦相手である松倉が公開練習で、ミドルキックのミット打ちをしたからだ。「転校生のことを考え過ぎたら同じようなことをやっちゃってたのかな」とうそぶく神保。両者はカードが決まった当初からSNS、会見などでのやり合いも含めて火花を散らしてきたが、公開練習でも意識しまくりのようだ。
松倉に負けたくないのはK-1一筋でやってきたという自負があるからだ。「いろんな所に行ってベルトを獲って、こっちでも欲しいみたいな。そんな贅沢はさせたくないですよね」と、一度K-1から出ていった松倉に美味しい想いをさせたくない。「背負っていると言ったらまだまだだと思うんですけど、ずっとやってきたわけなんで、このリングで。彼よりは想いは絶対強いかなっていうのはあります」と、K-1に対する愛着や誇りを胸に松倉の前に立つ。
最後に「さんざんお互いにああだこうだ言ってきたけど、リングでぶちのめしてやるから待っとけよ」と松倉に改めてメッセージを送った神保。因縁にケリをつけ、自身が牽引してきたと自負する悲願の新階級設立に王手をかける。