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「K-1 WORLD GP」9.11(日)横浜<インタビュー>森坂陸「今回の試合で大怪我してもいいくらい人生を懸けている。テクニックでの勝負じゃなくて、生き様を見てもらいたい」

 9月11日(日)に横浜アリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~」の[tvk開局50周年記念試合/-58kg契約/3分3R・延長1R]で西京春馬と対戦する森坂陸のインタビューを公開!

――地元・横浜でのK-1参戦が決まりました。オファーを受けた時はどんな心境でしたか?

「テンションが上がり、めちゃくちゃモチベーションも高いですね」

――普段の試合とは違いますか?

「そうですね。地元ということで普段よりテンションは高いですし、普段見に来ない人も見に来てくれるので、地元で試合するというのは大きいなと思います」

――森坂選手自身も3連敗を経験したあと、2022年は2連勝と調子を上げています。

「3連敗したときの相手はチャンピオンクラスの3人で、正直そこと比べれば2連勝した相手は、そこよりは強くないと思ってました。だから僕の中では勝って当たり前、勝たなければいけない相手なので、2連勝して『よっしゃー!』という気持ちには全くなってないです。ただ前回の試合で感覚をつかんだというか、何かつかんだ感覚があるので、次の試合も全然勝てるなという感じでいますね」

――例えば直近2試合ではイメージ通り動けたという部分はありますか?

「自分がやりたいことをそのままできた試合だったので勝てたのかなと思います。次の相手は格上といえば格上ですけど、今の僕は謎に自信があって。何も怖いものがないんですよね。本当にモチベーション高く、いい練習もできていますし、調子もすごくいいので、この勢いで全然勝てるなという勝手な自信がありますね」

――対戦相手の西京春馬選手の印象を教えてください。

「蹴りは速いし重そうです。文句なしで上手い選手だと思いますね。実績的には格上だと思いますけど、そこは勢いで勝ってやろうと思ってます」

――西京選手は3年振りの復帰戦で、注目されています。その相手ということで気持ちの上でプレッシャーを感じたりはしないですか?

「プレッシャーというか、周りからすれば『西京選手、復帰おめでとう!』となって欲しいと思うんですよ。『西京選手が帰ってきた!』みたいな。西京選手が期待されるのは当たり前だと思うし、正直言って僕は西京選手の噛ませ犬役だと思います。だからその反骨精神というか、絶対に番狂わせしてやるという気持ちで毎日自分を追い込んで、調子いい感じで仕上がっています。9割以上僕が負けると思われていると思うし、いままではそういう試合で勝ててなかったことが多かったんですけど、今回は謎に自信があるので、今の勢いで番狂わせしてやろうという気持ちでいっぱいですね」

――まさにビッグチャンスですね。

「はい。ここでいい勝ち方をすれば今後が変わっていくと思うので。本当に今回の試合に懸けて挑みたいと思いますね」

――この試合の特別なテーマであったり、この試合のために取り組んでいることはありますか?

「3年前から僕は『横浜アリーナ大会に出たい』と言っていて、それはなかなか叶わなくて。それが今回やっと叶いました。格闘技に関係ない人でも、好きなことをやる大切さだったり、僕はこうやって好きなことをやってここまでこれているので、同世代の人たちに勇気や希望、あとは何かしらの刺激を与えたいというテーマがあります。そういう気持ちも込めてぶつかりに行く試合なので、お客さんを盛り上げるのは当たり前なんですけど、行き詰まってる人たちに刺激を与えるというテーマが自分の中にはあります。試合内容については“番狂わせ”する。今回はテクニックじゃなくて、気持ちで戦う試合にしたいので、テクニックを見て欲しいというよりも、今回は気持ちを見に来てもらいたいですね。勝ちに対する、今回の試合に対する思いは本当に大きいので。その気持ちをわかってもらえるような、伝えられるような試合をしたいと思っていますね。

――また今大会はtvk(テレビ神奈川)で放送が決定、さらにこの試合は『tvk開局50周年記念試合』として行われます。

「格闘技を普段見ない人でも『こんなにがんばってる人がいるんだ』とか、そういうものが伝わればいいなと思いますね。神奈川の人たちに勇気や希望や何かしらの刺激を与えられたらいいかなと。ちょっとでも自分のことをいろんな人に覚えてもらって、こういう選手が神奈川にはいるんだぞということをアピールできたらいいのかなと思います」

――これからの展望を聞かせてください。

「僕の中でシナリオは決まっていて、これまでの僕は『3連勝したら3連敗する』という波があるんですよね。なので次の試合は勝たなきゃ話にならなくて。ここで勝ったあとに王者クラスの選手とやりたいので、そのために4連勝できるかどうかというのが僕の中の勝負です。だから4連勝して、その次くらいでベルトを獲るくらいの勢いでいきたいな、と。今回の試合に勝って、トップクラスの人たちに王手をかけたいです。なので今年は本当にベルトまでたどり着く道を作るというのが自分の中のシナリオなので。そのためには今回の試合は必ず落とせないというところですね」

――例えば4連勝目でタイトルマッチを実現するには、今回の試合でインパクトが必要ですね

「しょっぱい試合をしたら意味が無いと思うので、本当に盛り上げたいと思いますし、自分の中では打ち合う&気持ちで戦いたいと思っているので。変な話今回の試合で大怪我や死んでもいいくらい人生を懸けているので。テクニックでの勝負じゃなくて、生き様を見てもらいたいという意味で、気持ちで戦いに行きたいですね。その気持ちを全部伝える試合を、伝えられる様な試合をしたいと思っていますね。

――それでは最後にファンのみなさんへのメッセージをお願いします。

「今回は地元横浜で試合ということで、自分の中ではかなりテンションが高い状態です。今まで以上にすごいいいパフォーマンスができると思うので、皆さん僕の生き様を期待して見に来てください。本当に一番盛り上げるので楽しみにしていてください。応援、ご注目よろしくお願いいたします」
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