「K-1 RING OF VENUS」6.25(土)代々木<公開練習>MARI、MOEとの遺恨マッチに静かに燃える!「私の発言でMOE選手も私のことを嫌いになって、思いっきり倒しに来てくれるはず。面白い試合になると思います」
5月のNJKF岡山大会で判定勝利し、NJKFミネルヴァ・アトム級王座に就いたMARI。ピン級に続いてNJKFミネルヴァでは2階級制覇を達成した試合だったが、MARI自身は「タイトルマッチかつ地元の試合で緊張して動きが硬くなって持ち味が出せなかった試合でした。(自分の実力の)50%出せたかな…くらいです。セコンドからは30%と言われました」と反省点の多い試合だったという。
それでも勝てた要因は、これまで苦手としていた首相撲でも劣勢にならなかったこと。「ミネルヴァはK-1と違って首相撲があるルールで、私は首相撲が得意じゃないんですけど、その首相撲で押せたのがよかったと思います」と弱点克服が勝利につながった。
結果こそ高梨に連敗を喫したものの、女子ミニマム級で圧倒的な強さを誇る高梨と真っ向からパンチで打ち合い、その実力をK-1ファンにアピールした。MARI自身「私はパンチで打ち合うのが得意なので、首相撲・掴みがないK-1ルールの方が自分の持ち味を活かせられると思います」とK-1ルールでの戦いに自信を持っている。
対戦カード発表記者会見では「頑張っている選手という印象。自分の相手じゃない」とい強気なコメントを残しているMARI。「あの発言は『勝って当たり前』というより『絶対に勝たなきゃいけない相手』という意味で言いました。私はまだK-1で1回も勝ってないですし、ここで負けたらもう(K-1から)呼ばれないと思う」と真意を説明したうえで「私の発言でMOE選手も私のことを嫌いになってくれて、思いっきり倒しに来てくれると思うので、面白い試合になると思います」と不敵に語っている。