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コラム

総本部の選手たちもミット打ちを実演

 未来のチャンピオンを育てる、そして老若男女がスポーツとしてのK-1に触れる場所=K-1ジム。週替わりで各ジムの今をお届け! 今回はK-1ジム総本部の郷州征宜の講演会の模様をレポートします。

 講演の最後には「耳が聴こえないことで不便なことはたくさんありますが、自分が不幸かと聞かれたら、不幸ではないと自信を持って言えます」と客席に語りかけた郷州は「どんな夢でも夢を持つことは恥ずかしいことじゃない。むしろ夢をあきらめてしまうことの方が恥ずかしいことじゃないかと思います。夢をかなえるためにどうするのか考えることが大切」と高校生たちにメッセージを送り、講演会を締めくくりました。
 講演会の後は試合用のコスチュームに着替えて再登場した郷州ですが、7月18日に試合を控えている身とあって、K-1ジム総本部のチームメイト 訓-NORI-、川口拓真、軍司泰斗と梶原龍児トレーナーが登場。
 訓-NORI-がド迫力のミット打ちを披露すると、会場からは大きなどよめきが起こり、軍司が現役の高校三年生であることが紹介されると、自分たちとあまり歳の変わらないK-1ファイターに歓声が沸き起こりました。

 実演コーナーの最後は、希望者がキックミットを持って、実際に訓-NORI-のキックを受けてもらう体験コーナーに。高校生に混じって参加したMCの野田さんは講演会終了後も「足がまだジンジンしてます」と、訓-NORI-のパワーに驚きを隠せませんでした。


 チームメイトが退場した後、郷州への質疑応答が行われ、最後に荻窪高校の代表者から郷州に感謝の言葉が贈られました。

 第二回の講演を前に郷州選手は「緊張しすぎて疲れてしまいましたが、とても楽しかった。真剣に自分の話を聞いてくれる高校生たちを前にして、逆にエネルギーをもらえたように思います」と語り、講演会の成果を感じていました。
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