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コラム

K-1GYM目黒のこれまで、とこれから。

 未来のチャンピオンを育てる、そして老若男女がスポーツとしてのK-1に触れる場所=K-1ジム。週替わりで各ジムの今をお届け! 今回はK-1ジム目黒の内田康弘代表が登場!
現在、K-1GYM目黒は3年目に突入、会員の方も下は4才から上は60代の方まで老若男女、幅広い年齢層に来ていただき、格闘技を身近に親しんで頂いている。

設立当初に「年齢、性別問わずジムを活用してもらい、心身ともに鍛え、コミュニティーとしての機能を果たし、なおかつ地域に貢献していく」という理念を思い描きながら運営してきた。

ジムとしての機能、道場としての機能を鑑みながら試行錯誤し、なんとかやってきた。1年目後半からは女性会員の方が全体の半数以上を占めるという、格闘技ジムでは珍しい現象になり、武蔵小山という地に少しずつ受け入れられたのかなという実感がもてた。通われている女性陣はいつも賑やかに楽しみながら、それぞれの目的をもって女性クラスに参加されている。
楽しみながら格闘技を熱心にやりこめば自ずと、「もっと追求したい」という思いに変化するのも当然で、女性クラスから始めた方が、一般空手クラスへトライされていく方も少なくない。まさしく心身ともに自分を磨いている。そういった意味では女性陣の方が意志の強さ、メンタルのタフさが強い印象にある。

キッズ空手の子供たちも増え、稽古の時には、元気な声が外まで響いていつも活気に満ち、礼儀正しい挨拶がこだましている。

当初の目標である老若男女、世代を超えてK-1GYM目黒を活用して頂きたいという理念は、今や現実のものとなりつつあり、少しずつではあるが歩みを進めている。

しかしながらもう一つの「ミッション」である選手育成。K-1GYM目黒生え抜きの選手、地元選手育成に着手出来ていない。期待がかかるのは今、在籍している少年部、幼年部の子供たち。彼らが進学するにつれ格闘技から離れてしまわないよう、より深く格闘技、K-1に関心を深めてもらい、そしてわれわれ指導者は真摯に寄り添い、ともに学び、歩みを進めて、そしてさらなる行く末にはK-1チャンピオンを武蔵小山から輩出したい。そこまできてようやくK-1GYM目黒が確立できたと実感できることだろう。
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