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コラム

喧嘩に明け暮れていた渡部少年が格闘技に出会ったきっかけとは!?

 K-1とKrushが誇るチャンピオンが週替わりで登場。試合前の心境やリング外の素顔など、生の声を選手ならではの写真と共にお伝えします。今回はKrush-67kg王者・渡部太基が登場!

中学からヤンチャ坊主で、高校は行くつもりはなかったんですが結局、男子校へ。ヤンキー漫画のような男子校の世界に憧れて、高校入学当初から上級生と揉めまくり。

同級生とは毎日がK-1GP。

強そうな奴、生意気な奴、格闘技やってる奴、みんな集めて1dayトーナメント。グローブつけて、ティッシュ噛んで、本気の殴り合い。肩パンではケガ人が出るまでやってました。

男だけの生活で、自分がどれだけ強いか知りたかった。

ちなみにトーナメントでは全勝でした。笑

そんな戦いごっこも、エスカレートして校外で他校とも。1vs13でコテンパにやられた苦い思い出もあります。。

それが色々問題となり、先生に呼び出され退学が告げられる。

「あー、もう終わりか」

っと思ったら生活指導の先生(レスリング部の顧問)に呼び出され…

「そんな喧嘩が好きなら格闘技やれ! 格闘技やるなら退学にはしない」と。


その当時はテレビでK-1がやってて、カッコイイとは思ってたけど自分には無縁だと思ってた。でも退学になるのは親にも迷惑かかるし…と我に帰り、とりあえず先生に紹介されたジムに行った。

それがキックの神様、藤原敏男会長の藤原ジムでした。

続く…
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