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コラム

梶原代表が考える「強くなれる近道の言葉」とは!?

 未来のチャンピオンを育てる、そして老若男女がスポーツとしてのK-1に触れる場所=K-1ジム。週替わりで各ジムの今をお届け! 今K-1ジム通信 K-1ジム総本部・梶原龍児代表が登場!
最初から強い奴なんか居ない。
もし最初から強ければリングになんか立っていない。

俺もそうだった。

小学校の頃はコロコロとしてたから性格と真っ直ぐさで目立っていた。

いつも真ん中に居た。

中学に入ると中々そうは行かなくなってきた。成長期というハンパない壁に阻まれた。 しかもバスケ部なんてもんに入っちまったから周りは頭ひとつ違うし、後悔しかしなかった。

思春期真っ只中だし教師なんか大っ嫌いだったし、大人の目をあざむくことに全力しか注いでいなかった。

ただ…そんな時に俺は格闘技に出会った。

出会いは人それぞれなんだろうけど俺は映画から入った。

「どついたるねん」

考えてることが果てしなくデカいが、体つきは小さい俺にとって映画の中の赤井英和氏はとてつもなくリアルヒーローになった。
人それぞれ情熱を注いでいるものがあるとする。

一生忘れないで欲しい。

最初それと出会った時の感動を。

ジムに初めて足を踏み入れた時の感動、
パンチやキックを習った時の感動、
ミットで良い音がなった時の感動、
何かに打ち勝った時の感動、
応援している人が勝った時の感動、

好きになってく人と初めて会った時のことや、
これぞやりたかったことだと気づいた時の瞬間。

決断した瞬間の爽快感。

あ、何もやり甲斐のあるものをやれてない、、!

などね^ ^

きっとその感動が大きい人は初心を忘れてない人。

「どついたるねん」

物語で主人公が、過去の対戦相手と決戦前に対峙し会話したシーン。

すれ違いざまにお互い振り向きシャドーボクシングをしたシーン。

今もあの時の鳥肌を俺は忘れていない。

これぞオトコだ!

そう思った瞬間だ。

「初心忘れるべからず」

強くなれる近道の言葉だ。
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