K-1WGP
2019.10.28
#NEWS

2R、ポイントでリードを許した宮地だったが、左ミドル、左のヒザ蹴り、奥足ローで攻勢に出る。工藤のパンチをかわしながら確実に自分の攻撃を当てていく。
3R、確実に奥足ローを効かせた宮地が左ハイキックを当ててダウンを奪う。このまま宮地が押し切るかに思われたが、直後に工藤が左フックでダウンを奪い返して形勢逆転。逆に今度は工藤が右フックでダウンを追加する。結局、このまま試合が終わり、合計3度のダウンを奪った工藤が判定勝利した。
2R、劣勢だった原も前に出て左ストレートと右フック。これで徐々に盛り返す原は和氣をロープに詰めると左右の連打を打ち込み、最後は左ストレートをねじこんでダウンを奪う。
3R、一気に距離を詰めてパンチをまとめる原。左フックでダウンを追加し、ここえ勝負あったかに思われたが、再開後に和氣が右ハイキックを4連発。これが次々と原の顔面をとらえ、原の足元がふらつく。
しかし踏ん張る原がパンチで前に出て再び和氣からダウンを奪う。絶体絶命のピンチに陥った和氣だったが、再開後に右ヒザ蹴り、右ハイキック、右ストレートで原をなぎ倒し、レフェリーが試合をストップ。和氣が大逆転KO勝利でデビュー戦を飾った。
大月は11・9「Krush.47」で卜部弘嵩と防衛戦を行う予定だったが、膝の負傷により欠場&王座返上。それから約2カ月で復帰戦を迎えることになったが「怪我をしていても気持ちが乗っているんで気持ちでカバーする」と言ってのけ「僕には何人もぶっこわしてきた拳がある。隙を見せたら急所にこの拳をぶちこむ。自分の必殺技を全部使ってぶっ倒すんで一瞬も見逃さずに見てください」と爆腕炸裂を予告した。
対するレオナも「ここで大月選手と戦えるのは運命。僕が大月さんをKOして、大月さんの爆腕伝説に泥を塗りたい。僕が大月選手をKOして“終わらせる”タイミングかなと思います」と大月撃破を宣言している。
1R、独特の構えでプレッシャーをかける大月。レオナは距離を取って右ロー、ワンツー、前蹴りを見せる。大月はじりじりと前に出てパンチで飛び込み、レオナも負けじと打ち合う。そして終了間際の打ち合いでレオナが先に右ストレートを当てるものの、すぐさま大月が右フックを叩き込んでダウンを奪う。
2R、いきなりレオナが右ハイキック。大月がボディブローから飛び込んでパンチをまとめると、レオナも右ストレートを当てる。そして大月が右フックで飛び込んだところにレオナがカウンターの右ヒザ蹴り。これで大月がバランスを崩し、レフェリーがダウンを宣告する。再開後、勢いに乗ったレオナはパンチで前に出て、大月の右フックを空振りさせると矢のような右ストレートを突き刺して、2度目のダウンを奪う。
3R、大月が左ボディから右フック。レオナはヒザ蹴りのカウンターを狙う。大月はどんどんパンチで飛び込み、レオナも退かずに打ち合う。大月の右フックとレオナのヒザ蹴りが交錯するなど、打ち合いは続き、大月が右フックを当てて遂にダウンを奪う。再開後、逆転を狙うレオナも大月とパンチ勝負に出るが、逆に大月が右のパンチでダウンを奪って試合終了。爆腕VS石の拳と言われた一戦は壮絶な打ち合いの末に爆腕・大月が勝利した。
試合後、大月は「正直、試合の途中はこうやって喋れると思わなかったです。レオナのパンチは硬くて痛くて早くて…今まで喰らったことがないくらいパンチでした」とレオナの強さを称えつつ「でも41歳の意地です。負けていられないし、打ち合いましたよ!」と爆腕健在をアピール。「まだまだ自分はこれからなんで、Krush、応援よろしくお願いします!」とファンにメッセージを送った。
前日会見で山崎は「2回勝てばベルトが巻けると明確に決まったことはうれしい。そして絶対にベルトを獲るんだという気持ちで練習してきました」とベルトへの想いを語り、山内も「Krushの70kgのベルトが欲しいのは根本にあるもので、口にするまでもないことです」とした上で「明日はベルトを意識せずに山崎選手と戦って僕が最後にリングに立っていることをイメージしています」と打倒・山崎を誓った。
1R、じりじりとプレッシャーをかける山崎が右ミドルと右ロー。山内も距離を取りながら右ローを蹴り返す。下がる山内に対して左右のフックで前に出る山崎。山内は右ボディを打って、そこから右ローにつなげる。
2R、ローの蹴り合いから、山崎がプレッシャーをかけて前進。山内がロープを背負ったところに左フックで飛び込み、先制のダウンを奪う。再開後、すぐに前に出る山崎が右アッパー・右フックを打ち込むが、山内がカウンターの右フックを一閃。これが今度は山崎がダウンする。この一発で流れを引き戻した山内は右ストレートとヒザ蹴りで山崎のボディを狙い、山崎も必死に前に出る。
3R、ここも山内はボディストレートとヒザ蹴り、そして右ロー。山崎は距離を潰してガードを固める山内に右アッパーと右フックを打ち込む。両者とも足を止めて打ち合う展開が続く中、徐々に山崎が手数で上回り、渾身の右フック。これが山内の顔面を打ち抜き、山内は糸が切れた人形のようにマットにバタリ。レフェリーがすぐさま試合を止め、山崎が劇的なKO勝利でトーナメント決勝進出を決めた。
試合後、山崎は「KOで勝てて良かったです。でも4月の決勝で負けたら意味がないんで、もっと強くなってベルトを巻きます」と静かにトーナメント決勝への想いを語った。
寺崎とNOMANは2007年に全日本キック、2012年のWILDRUSHリーグで対戦し、いずれもNOMANが勝利している。また共に練習をする間柄でもあり、盟友対決という見方も出来るタイトルマッチだが、両者は「防衛戦というよりも王座決定戦のつもりで戦って、NOMANと決着をつける」(寺崎)、「安い友情ドラマにするつもりはない。今はベルトが欲しくてたまらないので、寺崎選手を倒すことだけ考えている」(NOMAN)とタイトル戦への想いを語っている。
1R、プレッシャーをかけて前に出ていく寺崎。NOMANは距離を取りながら左右のローを蹴り、寺崎の前進に右フックを狙う。さらにボディ打ちから右につなげるNOMAN。後半は自ら前に出て右のパンチを打ち込み、寺崎もカウンターの左フックを合わせる。
2R、ジャブを突いて前に出る寺崎。NOMANはそこに右フックを合わせ、左フックの相打ちから飛びヒザ蹴り、右ストレート、ワンツーと手数を増やして前に出る。これで下がる寺崎だったがヒザ蹴りで応戦。NOMANが左フックで前に出ると、寺崎も左フックを狙う。
3R、二人の右ストレートと左フックが激しく交錯。一気に火が点いたように両者が打ち合う。距離を取ったNOMANは左ミドルを蹴るが、寺崎が構わず前に出て右ストレート、バックブロー、ヒザ蹴りと手数を増やす。パワーと攻撃力を活かして前に出る寺崎。NOMANは下がりながらも左フックを当てて、必死に打ち合う。その後も両者は休むことなくノンストップの打ち合いを展開。会場が大きな盛り上がりを見せたまま、試合終了のゴングが鳴らされた。運命の判定は2-0でNOMANが勝利。盟友対決を制したNOMANが第3代Krush-65kg級王座に就いた。
プロ生活初のタイトルを手にしたNOMANは「ベルトを獲るまでに10年かかって、今はうれしいですけど…宮田(充プロデューサー)さん、僕を拾ってくれてありがとうございます。(DTS GYMの)会長、僕を拾ってくれてありがとうございます。(トレーナーの山本)元気さん、いつも練習ありがとうございます」と周囲に感謝の言葉。「まだまだ弱い僕ですけど、これがスタートです。よかったら応援よろしくお願いします」とチャンピオンとしての意気込みを語り「そして友人の寺崎選手と戦えてうれしいです」と寺崎にメッセージを送った。
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