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「K-1 WORLD GP」8.11(木・祝)福岡<公開練習>海斗、新たな練習環境で復活に燃える!「基本は丁寧にやるけど、いけると思ったらボコボコにいく。ノーダメージで勝って飲みに行きたい」

 滋賀・LEGEND GYMにて、8月11日(木・祝)に福岡国際センターで開催される「ECO信頼サービス株式会社 PRESENTS K-1 WORLD GP 2022 JAPAN」の[K-1ウェルター級/3分3R・延長1R]で幸輝と対戦する海斗が公開練習を行った。

 強靭なフィジカルを活かした破壊力抜群のパンチと蹴りで高いKO率を誇り、Krushのウェルター級戦線で活躍してきた海斗。しかし2019年12月のK-1名古屋大会の勝利を最後に連敗が続いており、直近の試合=昨年12月のK-1大阪大会では安保瑠輝也に1RKO負けに終わった。

 海斗は「全然ダメでしたね。記憶はありましたけど、一発目殴られてからは(記憶が)微妙でした。(試合後の心境は)情けないなって感じですね。練習してきたものを見せる前に終わったんで。もっとやってきたことを見せたかったです。やられるにしても、もっと攻めた方がいい。もっと攻撃になった方がいいと思いました」と安保戦を振り返る。
 連敗脱出に向けて、海斗は活動の拠点を東京から地元・滋賀へ移し、所属もレジェンドジムに変わった。海斗曰くレジェンドジムでの練習は「めちゃくちゃキツい。毎日クタクタになる」ほどハードなもので「毎日会長にシャドーボクシングから見てもらっているんで、動きや技の精度が上がっています。他所に行ってスパーリングしたら強くなっていることを感じている」と成長を実感している。

 また昨年9月のK-1ウェルター級王座決定トーナメントを見て「自分とトップ選手の差はディフェンスなんで、そこのレベルを上げないといけないなと感じた。例えばチャンピオンの野杁正明選手はディフェンスが上手くて余裕を持って戦って、隙があったら倒す。自分のスタイルとは違うんですけど、参考になりました」と海斗。公開練習のミット打ちでは持ち前の攻撃力をアピールするだけでなく「ディフェンスと新しいコンビネーションを意識してやりました」と今までにない新たな一面をのぞかせた。
 対戦相手の幸輝は海斗同様にウェルター級のなかでも高い攻撃力を誇るハードヒッター。海斗も「パンチや攻撃が重くて、気持ちも強くてタフなんやなと思います。前に同じジムだったFUMIYA選手をKOした印象が強くて、右ストレートが伸びる」と幸輝の攻撃力に警戒している。

 そのうえで海斗は「僕の階級はみんなパンチがあるんで、それにビビってたら何も出来ないんで、自分は行きます。とにかく勝たないとダメなんですけど、それにビビったら攻撃性がなくなるんで、自由にやる」と自分の戦い方を変えるつもりはなし。「基本は丁寧にやりたいと思いますけど、いけると思ったらボコボコにいったろうかなと思います」とレベルアップしたKO劇を見せると誓った。
「いい試合を何回かやって実力をつけて(安保には)やり返さないかんなと思います。(どんな試合をしたい?)倒したいですね。九州は飯が上手いんで、ノーダメージで勝って滋賀から応援に来てくれた人たちと飲みに行きたいです」と豪快に語った海斗。福岡で復活のKO勝利を収めることができるか?
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