「K-1 WORLD GP」8.11(木・祝)福岡<公開練習>西京佑馬、連続KO勝利へ手応えあり!「次の試合も自然と流れで倒せると思う。ライト級4カードの中で一番インパクトを残します」
軽快な動きで高萩トレーナーの構えるミットにパンチを打ち込んでいった西京。仕上がりの良さを感じさせた。「試合まで約1週間、前回よりも減量も上手くいっていて、コンディションはいつも通りにいい感じです。(暑さの影響は)練習中に汗がめっちゃ出るので足を滑らせたりはあるんですけど(笑)、体調を崩すこともなく、特に問題はないです」。
「(vs里見について)あまり詳しくは言えないんですけど、特にこれという武器はないと思うので。全体的に見て、その場で臨機応変に対応することになると思います。(里見が)『力でねじ伏せる』と言ってると聞いたんですけど、力で来るなら僕も力で行きますし。いい勝負になるというのはあんまりないのかな、という気がします」
今大会ではライト級のトップ選手による4カードが組まれた。当然、西京も他の試合を意識している。
「ライト級が4連戦ですからね。運営的にもお客さん的にも比べられると思うので、その中で一番インパクトある試合をすればいいかなという感じです。(どこをアピールする?)今回の試合に関してもレベルの差を見せないといけないと思ってます。なので、まず『どう倒すか』で、その先はあんまり考えてないですけど、とりあえず次の1戦に全力で挑みます」
「自分もK-1で戦ってる以上、K-1ファイターとしてK-1の選手を応援していて。やはりゴンナパー選手は自分がやった相手なので応援してましたし、勝ってよかったと思うのと、次はやり返さないといけない、と。
(勝っていれば自分があそこに立っていた、とは?)それはめちゃめちゃ考えましたね。僕が勝っていたら出るチャンスはもちろんあったと思うので。そういった意味では、K-1でのゴンナパー選手との試合は今になってまた悔しさを感じました。(ゴンナパーの印象は)さすがにミドルは重いなとは思ったんですけど、そこまで差は感じなかったです。次にやればもちろん勝つ気でいるんで。それまでは1戦1戦、頑張ればいいんですよね」
西京のパンチ力は、KRESTの中でもかねてから評価が高い。特に、ライト級に階級を上げてから西京自身、手応えを感じている。
「スーパー・フェザー級から上げて、あまり筋肉を落とさずに減量が出来るので練習でも手応えがあります。スピードもそこまで落ちてなくて、階級を上げてプラスの方が多い感じですね。(今回も倒して2連続KO勝利?)自信はあります」
ライト級4カードの中には同門の与座優貴もいる。与座はスーパーファイトで王者朝久泰央を破り、王座挑戦権に最も近い位置にいるが、西京は「当然、同じ階級なので意識はしてます。だからこそ、ライト級4カードの中で僕が一番インパクトを残したいですね。ぜひ注目をよろしくお願いします」と意気込みを語った。