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「K-1 RING OF VENUS」6.25(土)代々木<公開練習>“BLACKPINK・リサのハトコ”パヤーフォン、タイ人初の女子K-1王座獲りを宣言「ゲーオさんのようなK-1チャンピオンになりたい」

 東京・ウィラサクレックフェアテックス三ノ輪にて、6月25日(土)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される“K-1初の女子大会”「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~RING OF VENUS」の[K-1 WORLD GP初代女子アトム級王座決定トーナメント・一回戦(1)/3分3R・延長1R]でMIOと対戦するパヤーフォン・アユタヤファイトジムが公開練習を行なった。

 パヤーフォンは1分間のシャドーを披露すると、続けて2分間のミット打ち。先輩であるゲーオ・ウィラサクレックが持つミットに鋭いパンチやキックを繰り出して見せた。パヤーフォンは6月8日に来日。日本に着いてすぐに練習を始めたとのことで、「特に問題なく進んでいます」と順調に調整を進めているようだ。前回、パヤーフォンが日本で試合をしたのは2020年2月「Krush.111」。その後はコロナの影響で来日することが出来なかったが、タイでも試合を行なっていたという。
 今回のK-1初の女子大会に参戦するにあたっては「自分としても凄くワクワクしています」とモチベーションが高そうなパヤーフォン。トーナメントに対しても、「せっかく選ばれたのでベストを尽くしたいと思います」と意気込みを語った。もっともタイでも女子だけの大会は開催されており、「特に男子だけの大会とか女子だけの大会とかで気持ちに大きな違いはないです。あくまでも大会の一つだと思って戦います」と、気負うところはないようだ。

「通常は試合と言ったら1日1試合だけですけど、今回は優勝するためには2試合しなきゃいけないということで、ハードなメニューをこなしてきました」と、トーナメントへの備えも万全なパヤーフォン。一回戦の相手のMIOに関しては、「印象としては凄くスピードのある選手だなというふうに感じています」と語っている。しかし、全く臆しているところはなく、MIOだろうと、決勝に菅原美優と松谷綺のどちらが上がってこようと、勝ちを譲るつもりはない。「もちろんチャンピオンになりたいので、勝つイメージは出来上がっています」と自信たっぷりに語っていた。
 パヤーフォンの偉大な先輩であるゲーオは、2014年11月3日に代々木第二体育館で開催された現K-1の旗揚げ戦で、K-1-65kg(スーパー・ライト級)初代王座決定トーナメントを制し、その後、K-1を代表する選手となった。今大会は会場も同じ代々木第二体育館。パヤーフォンも狙うは初代王者の座だ。

「ゲーオさんのようにK-1チャンピオンになりたいと思っています。もしK-1のチャンピオンになれたら、女子タイ人としても初めてということになるので、是非チャンピオンになりたいです」と、女子初のタイ人K-1王者に狙いを定めている。
 ちなみに、現在世界中で人気の韓国の音楽グループ・BLACKPINKのメンバーであるリサさんと、パヤーフォンは親戚関係にあるという。祖父同士が兄弟のハトコで「子供の頃から海外にいたので会ったことはないんです」と、パヤーフォンがリサさん本人と会ったことはないそうだが、「スターになったリサさんのように自分も有名になりたいと思っています」と、K-1でチャンピオンの座を掴み、日本でスターになることを夢見ている。
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