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ブハリ亜輝留、ウィラサクレック会長の猛特訓で復活の勝利「毎回、会長に意識が朦朧とするまで追い込まれた」

 6月18日(土)都内にて、前日に開催された「Krush.138」後楽園ホール大会の一夜明け会見が行なわれた。

 ブハリ亜輝留は-75kg契約の試合で、EITOと対戦。1R目に左右のフックでスタンディングダウンを奪うと、2R目にも左右の連打でスタンディングダウンを奪う。さらにカーフキックを炸裂させると、EITO陣営からタオルが投げ込まれ、TKO勝利を飾った。

 昨年からK-1 JAPAN GROUPに参戦しているブハリは、現在新設が望まれている-75kgでの活躍を期待されている選手だ。だが、昨年の5.30K-1横浜武道館大会で神保克哉にプロ初黒星を喫してからは、11.20「Krush.131」でジュリオ・セザール・モリにも敗れるなど、連敗を喫しているところだった。

 そのため、所属するウィラサクレックジムのウィラサクレック会長から、「私の所に来なさい。戦い方教える。そうしたらチャンピオンなる」と連絡をもらい、三ノ輪にある総本部(ブハリの所属は幕張支部)に出向いて、直接指導を受けたという。「毎回、意識が朦朧とするまで追い込まれました」とハードな練習の成果もあっての、今回のKO劇による連敗脱出だった。

 しかし、本人が目指しているのはさらに上だ。「自分が目指しているレベルっていうのは、昨日の試合に勝って良かったではないので、もっと上を目指しているので、今日からまた見つかった課題とかを考えて練習していこうと思っています」と気を引き締める。セールスポイントは破壊力溢れる攻撃だ。「昨日見せたようなKOをこれからも見せ続けるので、是非僕の試合を見てください」と、自信たっぷりにKO劇の連発を約束していた。

ブハリ亜輝留
「昨日は応援ありがとうございました。昨日の試合は単純に凄い楽しかったという想いです。(試合の内容を振り返ってみて良かった点は?)過去負けた試合っていうのが自分の有利な状況に持っていきながらも、攻撃を当てることだけに意識が行ってしまって、カウンターをもらって負けてしまったので、昨日の試合は相手の攻撃を見ながら相手に攻撃を当てるっていうのを意識して、それが上手くいったのでああいうKOになったのかなと思います。

(K-1 JAPAN GROUPのリングで2連敗した後、KOで止めたことについては?)勝った時は嬉しかったんですけど、自分が目指しているレベルっていうのは、昨日の試合に勝って良かったではないので、もっと上を目指しているので、今日からまた見つかった課題とかを考えて練習していこうと思っています。(今後の目標は?)自分に一番足りないのプロでの実戦のキャリアだと思っているので、試合を短い期間でたくさんこなしていって、今よりもさらに強い選手になることが目標です。

(ウィラサクレック会長と練習したようだが?)前回の試合で負けてから、ウィラサクレック会長から連絡が来まして、『戦い方、分かってないよ』って言われまして、それで『私の所に来なさい。戦い方教える。そうしたらチャンピオンなる』って言われて、僕はウィラサクレックの幕張支部所属なんですけど、本部は東京の三ノ輪にありまして、そちらに会長に呼ばれて練習を見ていただきました。毎回、意識が朦朧とするまで追い込まれました。(ファンの皆さんへのメッセージは?)今後の僕の試合を見ていただければ、昨日見せたようなKOをこれからも見せ続けるので、是非僕の試合を見てください。ありがとうございました」
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