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「Krush.138」6.17(金)後楽園 横山朋哉「一発のキレと技術面で圧倒する」vs石田勝希「切磋琢磨して、この階級を盛り上げたい」、野田哲司「いっぱい見せたいけれどすぐ終わるかもしれない」vs松本涼雅「この階級に"松本おるんやで"と示す」

 6月16日(木)都内にて、開催を明日に控えた「Krush.138」後楽園ホール大会の前日計量と記者会見が行われた。
 第9試合・第8試合のスーパー・フェザー級戦では横山朋哉と石田勝希、野田哲司と松本涼雅が激突する。第6試合の目黒翔大vs松山勇汰を加え、本大会では3つのスーパー・フェザー級戦が行われる。
 横山は今年1月に第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメント・決勝戦で中島千博に敗れて以来の再起戦。当時を振り返り「僕にないものを中島選手が持っていた。あの試合は中島選手が強かった」と勝敗に異論は無い模様。しかし「前回負けたことで雑なところを修正した」と転んでもタダでは起きていないといい「一発のキレと技術面で圧倒する」と勝利を宣言した。
 対する石田は今回約4年振りのKrush参戦。「僕と横山選手の試合をメインを食うような一番華のある試合にしたいと思っています」と激戦を予告した。同日にはジムの後輩である兼田将暉が出場。同時勝利を果たした上で「勝ってスーパー・フェザー級のランキングを変えたい」と、一気にタイトル戦線へ躍り出る意気込みを見せた。
 野田は今年1月の前戦からPURGE TOKYOへの移籍とリングネームをTETSUから本名に改め再スタート。しかし斎藤祐斗に1RKOで敗れた。「気負わずに楽しみたい」と前回の反省を踏まえた野田は「野田哲司になってKOできるところを見せたい」と攻撃力アップに自信アリ。「前回ちょっとしか見せられなかったので、いっぱい見せたいんですけど、すぐ終わるかもしれない」と短期決戦を予告した。
 一方の松本は昨年11月の横山戦で敗北して以来、約8カ月振りの再起戦。「前回横山選手に負けたのでスーパー・フェザー級での立ち位置はそんなに高くない」と分析しつつも「野田選手に勝つことで上に上がれるスーパー・フェザーに"松本おるんやで"と示せたら」とインパクトのある勝利で存在感を強める覚悟を見せた。
横山朋哉
「明日はいつも通りやれば負けることはないと思っています。いつも通り楽しんでやります。(3試合スーパー・フェザー級戦組まれているが、どんなインパクトを残したい?)僕は別にスーパー・フェザー級の3試合がどうのではなく『THE MATCH 2022』、女子大会を含めて全ての試合において僕が一番派手で衝撃的な倒し方ができると思うので、底を注目して欲しいです。(今回の試合の見所、アピールポイント)僕は結構雑な印象があると思いますが、前回負けたことでそこも修正して、一発のキレと技術面全てで圧倒したいと思いますので、そこを見て欲しいなと思います。
(トーナメントに負けたことをどう消化した?)あの試合は中島選手が強かったのは一番ですし、僕にないものを中島選手が持っていて、対策もされていた。僕は負けたことによって今までの思いとか全てが吹っ切れました。また一から上がるしかない。僕の試合は僕自身が楽しむことが一番だと思ったので、練習から楽しんで、明日の試合も楽しみたいと思います。(タイトル挑戦にはどれくらいでたどり着きたい?)一勝一敗ですし、できるなら最短で行きたいですが、僕は組まれた試合で倒していくだけなので、明日スパッと勝ってビッグマッチが組まれている中島選手にプレッシャーをかけたいと思います。

(ファンへメッセージ)石田選手には学力では負けてるんですけど(笑)、格闘技では負けないぞと思っています。明日はメインが素晴らしい選手たちなので、それに負けないように、僕と石田選手で盛り上げて最高のKrushだったねと言わせたいので応援よろしくお願いします」

石田勝希
「体調もかなりいいので、明日は本戦10試合あると思いますが、僕と横山選手の試合がメインを食うような一番華のある試合にしたいと思っていますので、応援よろしくお願いします。(3試合スーパー・フェザー級戦組まれているが、どんなインパクトを残したい?)横山選手はスーパー・フェザー級の中でもトップの選手だと思いますので、明日の試合でスーパー・フェザー級の立ち位置が他の階級に比べてもナンバーワンになるように、3カードで切磋琢磨してスーパー・フェザー級を盛り上げていきたいと思います。

(今回の試合の見所、アピールポイント)Krush、K-1、さまざまな他団体があると思いますが、やっぱりKrushは倒し合いのリングだと思いますので、明日はKO決着になると思います。(ファンへメッセージ)明日は僕の前に同じジムの兼田将暉が出るので、一緒に勝って、明日でスーパー・フェザー級のランキングを変えたいと思います」
野田哲司
「明日はとりあえず気負わずに楽しんでやろうと思います。とりあえず楽しむことをテーマにがんばります。(3試合スーパー・フェザー級戦組まれているが、どんなインパクトを残したい?)前回ちょっとしか見せられなかったので、60kgの選手の中で一番野田哲司が強いんじゃん?と思わせるような試合をしたいと思います。

(今回の試合の見所、アピールポイント)前までの印象では『TETSUは上手いけどなあ……』のように、倒せない印象だと思いますけど、野田哲司になったことで、倒せるところ、KOできるところを見せたいと思います。(ファンへメッセージ)前回ちょっとしか見せられなかったので、いっぱい見せたいんですけど、すぐ終わるかもしれないので、1R目に注目していてください」

松本涼雅
「前回負けているのに、この位置で試合ができることに感謝します。減量もうまいこといってリカバリーも順調なので、試合がめっちゃ楽しみ。明日は楽しみにして下さい。(3試合スーパー・フェザー級戦組まれているが、どんなインパクトを残したい?)前回横山選手に負けて、今実際スーパー・フェザーの中での立ち位置はそんなに高くないと思いますが、ここで野田選手に勝つことによってまた上に上がれるなと思っているので、スーパー・フェザーに松本おるんやでということを示せたらと思います。(今回の試合の見所、アピールポイント)煽りVでもあったように僕はどちらかというと蹴りの選手なので、そういうところをちゃんと見てもらいたいです。(ファンへメッセージ)K-1のYouTubeの企画で石川直生さんが相手(野田)が勝つといっていたので、それを覆すのを含めて、僕と野田君の試合をしっかり注目してもらえたらと思います」
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