2021.03.09

 大阪・ALL-WINジムにて、3月27日(土)東京・後楽園ホール「Krush.123」の[Krushバンタム級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で挑戦者・壬生狼一輝と対戦する王者・吉岡ビギンが公開練習を行った。

 昨年12月Krush後楽園大会の第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント準決勝・決勝を制して王座に就いた吉岡。「黒田斗真選手とやった準決勝は楽しく試合が出来たんですけど、それ以外は同じような結果・内容になってしまって。結果としてベルトを獲ったんですけど、自分の武器である攻撃力や爆発力は出せなかったトーナメントと思います」と試合内容には不満が残った。

 試合後は自分の精神面の強化を課題に挙げ「ディフェンスだったり技術的なことは反復練習したら覚えられると思うんですけど、気持ちというのはそう簡単に作れるものではない。とにかく練習あるのみです」と厳しい練習を続けている。

 吉岡にとってKrushのベルトは「中学生の頃からずっと見てきたベルト」であり「今はKrushのベルトの重みを感じている」という。「チャンピオンになった以上、前回のような試合はできないので、ここから一皮剥けないと。そういう点で周りの反響にも影響してくると思うので、そこはチャンピオンらしい試合で防衛したいと思っています」。

 初防衛戦の相手はプロ無敗を誇る壬生狼に決まった。吉岡は「壬生狼選手が挑戦者に決まった時は“でしょうね”という感じですね。初めてKrush-EXに出た時から、いずれ上がってくるだろうと思っていました」と壬生狼との対戦をかねてから意識していた。

 壬生狼といえばプロレスラー大仁田厚さんのモノマネなど、リング外でも個性的なファイター。「人間的にも戦い方にも個性がある選手。でも壬生狼選手の弱点は見つけていて、そこを突けるように練習に取り組んでいます。あとはさっきも話したように相手を倒せるような気持ち作り。今回も気持ちを前面に出したいですね」と技術・精神面で壬生狼を上回るつもりだ。

 3月21日~28日は「K-1 FIGHT WEEK」として一週間の3つのプロイベントが行われ、「Krush.123」は「K'FESTA.4 Day.1」と「K'FESTA.4 Day.2」の間に挟まれた形になる。吉岡がベルトを保持するバンタム級はK-1にはない階級で、吉岡と壬生狼のバンタム級タイトルマッチはKrushでしか見られない戦いだ。

「バンタム級はKrushにしかない階級です。K-1にはない階級で、僕の持ち味である破壊力とスピードでKrushのメインを締めたい。K-1に負けない試合を見せて、二週連続開催の『K'FESTA.4』よりも『Krush.123』の方が面白い!というところを見せたいですね。K-1じゃなく、Krushという大会を見てみたいって思ってもらえる試合をしたいです。僕の試合で『K'FESTA.4』をかっさらおうと思っています」

 最後に「当日はトーナメントでは見せられなかった僕の一面、また一皮向けた吉岡ビギンを見てもらいたいです。この試合は会見から盛り上がっていたので、当日もそれを上回るような盛り上げを見せたいと思っています」と意気込みを語った吉岡。Krush王者として「K'FESTA.4」を超える熱戦を見せられるか?

 

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