「Krush.139」7.30(土)後楽園＜インタビュー＞FUMIYA「Krushの第1試合は誰でも出来る試合順じゃない。“やるかやられるか”じゃなくて“一方的にやる”試合で会場を盛り上げます」
――FUMIYA選手にとって約10カ月ぶりのK-1 JAPAN GROUPでの試合が決まりました。その間にBigbangで1試合挟んでいますが、今どんんなことを意識して練習していますか？
「前回の試合でダメだったところを改善するための練習をしていますね」
――Bigbangでの試合では序盤にチャンスがありながら、それを逃して後半失速しての逆転負けでした。
「ずばりペース配分ですよね（苦笑）。当初の予定では序盤は60～70％でやっておいて、後半からギアを上げる予定だったのが、1Rでいけると思って80～90％でいっちゃったんです。それで仕留めきれなかったことは敗因ですね」
――試合を見ていて、技術・スタミナではなく戦い方の部分でもったいなかったなと感じました。
「僕もそう思いました（苦笑）。自分はポテンシャル的なところで他の選手には負けていないと思うんで、あとは試合を作るという部分で未熟なんだと思います。だから今はそこを意識して練習していますね」
――対戦相手の佑悟選手にはどんな印象を持っていますか？
「まだ成績が浅い選手ですが、レベルは低くないと思います。集中してやらないとやられる相手ですね。油断もしてないですし、しっかり対策も練っています」
――今回はKrushの第1試合ですが、どんな試合をしたいと思っていますか？
「僕たちの試合が第1試合に選ばれたのは、この試合がKrushらしい試合になると評価してもらえたからだと思います。なので今大会のトップバッターとして一発目から盛り上げて、メインイベントよりインパクトが残る試合をしたいですね。Krushの第1試合は誰でも出来る試合順じゃないと思うので、僕が第1試合で勝って目立ちます」
――ではここからの目標を改めて聞かせてください。
「今はKrushのベルトが目標ですし、Krushチャンピオンになって、K-1につなげていきたいです。あと自分は勝っても負けてもKO決着で、派手な試合を期待されていると思うんですけど“やるかやられるか”の試合はしたくないんですよね。そこから進化した姿・変わった姿を見せて、“やるかやられるか”じゃなくて“一方的にやる”。そういう試合で会場を盛り上げます」