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「Krush.138」6.17(金)後楽園<インタビュー>挑戦者・寺島輝「佐々木選手が王者だからこそベルトに挑戦する意味がある。練習ではたくさん考えて、試合は感覚でやる。思い切りいって倒します」

 6月17日(金)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.138」の[Krushスーパー・ライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で王者・佐々木大蔵と対戦する挑戦者・寺島輝のインタビューを公開!

――念願のKrushスーパー・ライト級タイトルマッチが決まりました。試合が決まった時の心境を聞かせてください。

「今回タイトルマッチ決まって、自分はずっと去年11月の試合(鈴木勇人に判定勝利)が終わってから意識してた試合なんで、決まって嬉しく思います」

――改めてチャンピオンの佐々木選手にはどんな印象を持っていますか?

「穴がない選手かなって感じですね。格闘技をやっている方もやっていない方も感じてると思うんですけど、何でも出来るイメージです。あとは外から見ている以上に見えない攻撃を一杯出してるんだろうな、と。対峙してみないと分からない上手さを持ってる選手なんだと思います」

――佐々木選手は戦績的にも約3年間負けなし・9連勝という強さを誇っています。

「だからこそ佐々木選手に挑戦することに意味があると思うし、自分としてはその意味を分かってるつもりです。佐々木選手は歴代のKrushチャンピオンの中でも一番強い選手だと思うので、その選手に挑ませて貰うことはすごく光栄だし、思い切りいって倒します」

――佐々木選手のことはどのくらい分析していますか?

「僕、あんまり対戦相手の映像を見ないんですよ。記者会見の時も佐々木選手の映像は見てなかったですし。もし僕が対策を練っても、佐々木選手は戦績もたくさんあるし、それに対応してくると思います。こっちが対策を練って、それが通じなかったらどうしようというのもあるので、いつも自分は試合の時の感覚でやってるんです。『練習はたくさん考えてやれ。試合は無意識で感覚でやれ』って教わっているので。多少対策はしますけど、それなりにやって、あとは感覚でやります」

――そんな難攻不落の王者を崩す自信はありますか?

「それはもちろん、自信ありますね。自分の中で『こうしたらこうなるんじゃないかな』というのがあるので」

――4月のKrush後楽園大会では先輩の大沢文也選手がチャンピオンになりました。

「時期はたまたまですけど、自分のジムの先輩の文也くんがタイトルマッチで勝利してベルトを獲って。いい流れを作って貰った先輩に対して、泥は塗れないんで、しっかりこの流れをつないでいきたいです」

――大沢選手がベルトを獲るまでの過程を見て、刺激を受けましたか?

「もちろんです。ベルトに懸ける思いを感じていたし、勝ってほしいなという思いが強かったです。僕は王座初挑戦なんですけど『タイトルはこうやって獲るもんなんだぜ』というところは見せて貰ったと思ってます。それ以上にこのベルトは、Krushの多分メインイベントになると思うんですけど、それを任されるっていう意味も受け取って、やるつもりです」

――大沢選手はベルトを獲った直後から「ウチの寺島はいい選手だから注目してほしい」と連呼していますが、プレッシャーには感じないですか?

「プレッシャーは元々あるものだし、プレッシャーのない試合はないんで。先輩がいい流れを作ってくれましたけど、誰かの試合を見て練習頑張ろうとか試合頑張ろうとか、そういうモチベーションで格闘技やってないんで、僕は。流れを作って貰ったことは感謝してますけど、誰かが頑張ってるとかじゃなくて、俺は絶対ブレないで『自分で(成功する)』と思ってやっています。だから、そういうプレッシャーを感じるかといえば感じないし、元々あるものだと思ってやっています」

――それでは最後にファンのみなさんにメッセージをお願いします。

「6月、しっかりチャンピオンになります。それだけです」
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