「Krush.138」6.17(金)後楽園<インタビュー>林勇汰「今まで『ここで勝ったら…』という試合をことごとく落としてきた。この試合で自分の殻を破りたい」
――前回2月「Krush.134」の佑典戦では上手くパンチを合わされてしまい、KO負けという結果でした。あの試合を振り返ってもらえますか?
「相手がサウスポーだったんですけど、距離感が合わないまま強引に攻めていたらカウンターをとられたって感じですね。試合中に“待たれている”のが分かったんですけど、性格的に自分から攻めてないと焦っちゃうんです(苦笑)。それで無理矢理いったら、上手いことやられましたね。サウスポー相手に無防備にいったのが敗因です」
――それを踏まえて、今はどんなことを意識して練習していますか?
「実は次の相手もサウスポーで……というか3戦連続で相手がサウスポーなんですよ(笑)。だからvsサウスポーの距離感をしっかり把握して、いい距離感で戦う・焦らず戦うことをテーマに練習しています。パンチも蹴りも練習していて、その技術は伸びているので、戦い方の部分を意識してます」
――対戦相手の兼田選手にはどんな印象を持っていますか?
「サウスポーなんだけど近い距離で手数が多いスタイルだと思います。苦手なタイプじゃないし、vsサウスポーもだいぶ克服しているので、しっかり勝てると思います」
――テクニシャンの兼田選手相手にどんな試合をしたいですか?
「こないだ負けてしまったんで、インパクトを残して勝って『林勇汰はこんなもんじゃない!』ってところを見せたいです」
――フェザー級は先日Krushでチャンピオンが変わったばかりで、K-1 JAPAN GROUPでも選手層が厚い階級です。そのなかでどんな試合をしていきたいですか?
「ベルトを目指してやっているので、一戦一戦勝ち続けていきたいです。今回も勝てばチャンスをもらえる相手だと思いますし。僕は比較的『ここで勝ったら…』という試合や名前がある選手と試合を組んでもらってるんですけど、ことごとくそういう試合を落としているんですよ(苦笑)。今のトップ選手との差はそこかなと思っているので、この試合で自分の殻を破りたいですね」