2022.05.22

 5月22日(日)都内にて、前日に開催された「Krush.137」後楽園ホール大会の一夜明け会見が行なわれた。

 75kg級の創設に向けアピールを続ける神保が迎えたのは、過去最大138kgから75kgまでの減量を果たした植村真弥。その減量の様子も大きく取り上げられることになり、神保は「試合前も植村さんのダイエット企画みたいになっていて、計量で植村さんがパスしたら俺が負けたみたいになってた(笑)」と苦笑い。2R終了後のインターバルには「ここで倒さないと全部持って行かれる」と、戦前から続くパフォーマンスに手を焼かされたという。

 一方で、試合は豪快にフックをスイングする植村に対し、ガードを固めロー、ボディと的確に攻撃を散らす神保。「めちゃめちゃ打たれ強い印象はありました」とタフさを警戒しつつも、ボディから顔面への左フックで3RKO勝利。「3Rで倒したのは初めてで自信になりました。いろいろやりづらい対戦相手でしたけど、今思ったらすごく噛み合っていて。全部含めて楽しめたと思います」と、ある意味過去最強の難敵との一戦を糧にできたようだ。
 試合後には、リングの上から松倉信太郎を探す一幕があった。突如-75kg級に現われた日本人ファイター・松倉信太郎に対し、神保は一言言いたい模様。しかし「言いたいことを言いたいヤツがいなかった。(言いたい内容は)内緒です」と、そのコメントはお預けとなった。75kgを主戦場として依頼、目下6連勝と絶好調の神保。新階級設立の手応えも「もう時が来たんじゃないかと思います」と、満を持したと感じているようだ。
神保克哉
「いろいろとやりづらかった対戦相手だったんですが、今思ったらすごい噛み合っていたなと思います。久々に全部含めて楽しめたかなと思います。(植村の試合前と後の印象の違いはある?)本当に印象が全く変わらなくて。めちゃめちゃいい人だったなと思っていて。試合前とかダイエット企画みたいになってたじゃないですか。黄色い声援が多かったので、計量で俺が負けたみたいになってて(笑)すごいやりづらくて。これで俺が勝ったら面白くないのかな、と考えたりして、本当にやりづらかったですね。なんか俺、悪いやつみたいになってたんですよ。

(ヘビーから落としてきてパワーがある相手に上下に散らして主導権を握った。予定通りの戦い方だった?)そんなイメージはなかったんですけど、めちゃめちゃ打たれ強いなという印象はありました。クルーザー級でやっていたときに植村選手は顔で倒れたことがないですよね。ボディもあまり効かされたことがなかったと思うんですけど、それで3R目にボディを効かせて、最終的には顔で倒せたのは自信に繋がりました。

(フィニッシュに繋げられた要因は?)単純に経験ですかね。最近マストで試合をしてるので、経験が活きたかな。3R目で倒したのも初めてでした。(現在6連勝。絶好調といえるが、75kg級創設への手応えはあった?)手応えしかないんで、そろそろいいんじゃないかなって。時が来たんじゃないかなと思っています。(試合後のリングの上から松倉信太郎を探すようなコメントもあったが、何を言いたかった?)内緒です。(次に戦いたい相手、フィールドは?)とりあえず75kgという階級を作ってもらうまでは挑戦だと思いますので、誰とでも戦います。

(3Rのフィニッシュは、ここで倒さないといけないと思った?倒せるから行った?)2R目のインターバル中に『ここで倒さないと全部持って行かれるな』と思って。試合前からいいパフォーマンスをしてくれていたじゃないですか。植村選手が。これでいい感じで勝たないと全部持って行かれるなと思って、絶対倒してやろうと思いながら最後は臨みましたね。

(今回はスリッピングアウェイを多用していた。ボクシング技術を磨いていた?)あれは元からできるんですよ。実は。植村選手のスタイルだったからやりやすかったかなというのはありますね。(勝って言いたいことがあると言っていたが言えた?)言いたいことを言いたいヤツがいなかったんで。それだけです。(ファンにメッセージ)75kgは俺が盛り上げるので、皆さんこれからもよろしくお願いします」

 

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