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森坂陸、必殺バックブローで実力者・竹内将生に勝利「たくさん試合をして、パンチで倒せる選手になる」

 5月1日(日)都内にて、昨日開催された「Krush.136」後楽園ホール大会の一夜明け会見が行なわれた。

 第7試合に登場し、他団体で5本のベルト獲得の実績を持つ竹内将生を、Krushフェザー級ワンマッチで迎撃した森坂陸は、1Rに早くもバックブローでダウンを奪取する。しかし、その後は竹内の追い上げに遭い苦戦。その追い上げをしのぎ切り、判定3-0で勝利をもぎ取った。

 この勝利により、新美貴士、軍司泰斗、斗麗と喫していた連敗も3でストップさせた森坂。だが、試合の振り返りでは、「ダウンを獲ったにも関わらず、倒しきれなかったという自分の弱さが出てしまった試合でした」と反省の弁を述べていた。試合前はパンチに磨きをかけ、パンチで倒せる練習に時間を費やした。そこで得た自信で、他団体の王者に「圧倒的なレベルの差を見せつける」と臨んだ試合だったが、勝利したもののそれは達成出来ず。「差を見せつけられなかったのは自分の弱さかなと思います」と、あまり晴れ晴れとした表情は見せなかった。

 しかし、K-1 JAPAN GROUPのフェザー級トップ戦線の一角としての実力は示すことが出来た。今年はたくさんの試合をしたいという希望もあり、その中で「本当にパンチで倒せる選手になることが目標です」と自身のスタイルの確立を目指すことを宣言。倒せる選手となって、フェザー級戦線の真のトップを狙う。

森坂陸
「昨日は応援ありがとうございました。昨日の試合はああやってダウンを獲ったにも関わらず、倒しきれなかったという自分の弱さが出てしまった試合でした。でも、連敗は脱出出来たので、そこに関してはホッとしています。(ダウンを奪ったバックブローは狙っていた?)まあ狙ってたというか、あれはもう染みついている技なんで、勝手に出たという感じで、勝手に出て勝手に当たってくれた感じです。

(かなり追い上げられたが、どんな心境で戦った?)1回ダウンを獲って倒しに行きたかったんですけど(相手は)あまり効いた表情がなくて。本当は打ち合いに行きたかったんですけど、結構パンチも重かったし、合わされるのが怖いなと思って冷静になってしまった自分がいて。それがああやって相手のペースに最終的に持ち込まれてしまった原因かなというところで、本当に後半は押されたなって思いました。(今後の目標は?)倒せる選手になることが目標なんで、今年はたくさん試合したいんですけど、本当にパンチで倒せる選手になることが目標です。

(昨日の試合はいつもよりステップやトリッキーな部分が抑えめだった印象があるが、スタイルチャンジは考えている?)抑えたっていうよりは本当に倒しに行きたいという気持ちがあったので、打ち合う気持ちは満々だったんですよね。それで打ち合うというか、パンチ主体で行く練習をしていたので、あまりステップのことは考えずに試合して、倒しに行くことだけを考えて。それがちょっと空回りしてしまったかなというところではあるんですけど、抑えてたっていうよりは本当に倒そうという気持ちが強かったというところですね。(判定を待っている間はどんな心境だった?)これ延長があるなと僕は思ったんで、延長に行く準備をしました。

(試合前には圧倒的なレベルの差を見せると宣言していたが、実際にやってみてどうだった?)やっぱりこのK-1・Krushのリングで戦っている人間が一番強いということを証明しないといけないと思っていたので、圧倒的な差を見せつけたかったんですけど。相手はベルトを何本も獲得している選手ということもあって、凄く巧かったですし、そこの巧さを感じましたし、差を見せつけられなかったのは自分の弱さかなと思います。(ファンの皆さんへのメッセージは?)改めまして、昨日は応援ありがとうございました。本当に倒しきれなかったんで、今年は本当にたくさん試合をしたいと思っています。倒しきれる選手になって帰ってきますので、皆さん、これからもご注目よろしくお願いします」
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