2021.11.09

 神奈川・K-1ジム相模大野KRESTにて、11月20日(土)東京・後楽園ホール「Krush.130」の[第10試合/Krush女子アトム級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で王者・菅原美優と対戦する王者・MIOが公開練習を行った。

 公開練習では1Rパンチのみのミット打ちを披露したMIO。試合まであと2週間を切っているが「いい感じで仕上がっています」と調整を順調に進め、タイトルマッチに備えている。今回のタイトルマッチは8月の「Krush.128」で組まれていたが、菅原の欠場によって流れていた経緯がある。

 3カ月後の今大会で改めて組まれたわけだが、「本当に追い込みが伸びたなっていうぐらいで、私にとってはプラスしかなかったかなと思います」と問題がないことを強調。

「8月に向けてもしっかり対策はしてたんですけど、伸びたことによってさらに濃く対策が出来ているんですよね。本当に8月じゃなくて良かったなと逆に思っていて、あのままやっていたら獲れなかったかもしれないし、だからプラスしかないですね」と、延期が菅原を攻略する上ではプラスに働いていることを告白した。

 また「体の一番基礎というか、アトム級でも軸をしっかりしていたほうが絶対にいいし、伸ばせるところは伸ばしたいなっていうそれだけです」と、KRESTに移籍してから続けているフィジカルトレーニングも実を結びつつある。「スパーリングをなるべくやるようにしていて、そこで自分の拳にパワーが付いたなって感じはしてます」とパワーアップも実感。万全の状態でK-1 JAPAN GROUP参戦後、初のタイトルマッチに挑む。

 菅原とは今年5月K-1横浜武道館大会で対戦。その時に勝利したことが今回のタイトル挑戦に繋がった。この時の菅原の印象を「1回戦わせてもらって、Krushの王者としての強さも分かっているんですけど、まあ印象は可愛らしい子っていうだけですね(笑)」と語ったMIO。「彼女もそんなに前に出られなかったって言ってたじゃないですか? 本当に見てくる子だなって」と、最初の対戦ではあまり強い印象を受けなかったようだ。

 試合が流れた時期には、菅原が写真集を発売するというニュースもMIOの耳に入ってきた。「まあ仕事として全然いいとは思うんですけど、試合に負けておいて沖縄に行って水着になって、私からしたら理解できないなと思います。それも発表する時期も試合が伸びた時期で、私からしたら『はっ?』としか思わなかったですね」とMIO。

 試合が流れても「他のことを考えずに菅原選手のことだけを考えていました」と自身はこのタイトルマッチに集中していただけに、「私なら断ってでも試合に集中します」と王者を見る目は厳しい。

 さらに「やっぱり力の差を見せてチャンピオンになって、そこからK-1のアトム級のベルトを作ってもらったりとか、声を上げていければなと思っています」と、菅原戦の先にも大きな目標がある。「今はKANA選手が引っ張っててくれる存在ですけど、アトム級も実力者がベルトを巻いてドンと構えたいとは思うので、私が行かなきゃいけないと思っています」と、K-1・Krushの女子戦線のさらなる活性化も誓うMIO。

「メインで試合をさせてもらえるっていうのは凄いことだと思うので、女子の試合じゃないような試合を見せられたらなと思っています」と、まずは菅原戦で女子戦線の中心となるのに相応しい実力を証明する。

 

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