2021.10.19

 10月31日(日)東京・後楽園ホール「Krush.130」の[第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(3)/3分3R・延長1R]で伊藤健人と対戦する山本直樹のインタビューを公開!

――レオナ・ペタス選手が返上したKrushスーパー・フェザー級王座をかけたトーナメントが決まりました。山本選手は2019年12月にレオナ選手の持つベルトに挑戦していますが、あの時の試合を振り返ってもらえますか?

「自分はプロになるからにはベルトが欲しいということしか考えてなかったんで、あの時はオファーを受けて『やっと来たか!』って感じでしたね。試合としてはレオナ選手とやらせてもらったんですけど、やっぱりチャンピオンは強いな、と。あの時は試合前に一カ月間タイに練習に行って、すごくいい練習ができて、トレーナーからもたくさんアドバイスをもらって。これだけやったんだから勝てると思って試合に挑んだんです。それでも負けてしまったので、改めてチャンピオンになることは難しい世界だなと思いました」

――チャンピオンになるためには何が足りないと感じましたか?
「練習量と質、考え方、王者になるための気持ち…すべてが足りないんだなと思いました」

――試合後に落ち込むことはなかったですか?

「実はレオナ戦で初めて記憶が飛んじゃって、試合が終わったあとも『あれ?試合は?』という感じだったんです。だから試合直後は『何が起きたの?』という感覚でした。それから時間が経って、試合映像を見返す機会があって…その時はどんどん悔しさが沸いてきて、絶対にやり返してやるって気持ちになりましたね」

――タイトル戦以降もスーパー・フェザー級のトップ選手たちと戦っていますが、どんなことを学びましたか?

「村越優汰選手は元K-1フェザー級王者で、大岩龍矢選手もKrushのベルトに届くかどうかの選手で。2人には負けちゃったんですけど、絶対的な差があるとかチャンピオンにはなれないとは思わなかったんです。自分は毎回負けたらおしまいぐらいの気持ちでやっているんですけど、兄貴(山本優弥)はじめ周りの人から色んなアドバイスをもらって、自分にはのびしろがあると思えたし、負けたこともプラスに考えて、負けが意味がなかったものにならないようにプラスに変えているので今は自分に自信を持っています。負けた経験を活かして最終的にチャンピオンになればいいと思っています」

――一回戦で対戦する伊藤選手にはどんな印象を持っていますか?

「身長が高くてなんでもできるイメージがあります。試合を見返したんですけどサウスポーもやるし、ムエタイスタイルもやるし、バリエーションが豊富だなと」

――その相手にどんな試合をしたいと思っていますか?

「レベルの違いを見せることですね。今回兄貴と話して『これが当たるね』という武器もあるので、それは試合を楽しみにしていてください」

――準決勝・決勝の相手についてはいかがでしょうか?

「2人(横山朋哉・松本涼雅)とも若くて勢いがあって上手い選手で、そのなかでも横山選手の方が勢いに乗っていると思うので、準決勝は横山選手が上がってくると思います。もし戦うことになったら倒し合いになると思いますが、自分のキャリアを見せてこんなもんじゃねえぞという試合にしたいです。逆ブロックの4選手(SATORU成合・中島千博・佐野天馬・友尊)とは全員とやっているのですが、次やるときは1日2試合の2試合目になるので、誰とやっても状況は違うと思います。(決勝で戦いたいのは)記者会見も話したんですけど、佐野選手とは前回延長までいく試合だったんで(延長判定で山本の判定勝ち)、決勝でやることになったら3R以内に決着をつけたいです」

――Krushのベルトは兄の山本優弥選手も獲れなかったベルトです。

「兄貴もギリギリで獲れなかったベルトで、Krushでチャンピオンになることがどれだけ難しいかは分かっています。だからこのトーナメントで兄貴が獲れなかったベルトを獲って、ずっと自分を指導してくれている兄貴にベルトを見せて恩返ししたいです」

――山本選手としてKrushのベルトにはどんな想いがありますか?

「自分はKrushでプロデビューさせてもらって、Krushがどれだけすごい舞台なのかをよく知っています。K-1にはK-1の良さがあって、Krushには“壊し合い”というKrushにしかないものがあります。僕もKrushで6年やらせてもらっていて、ずっとベルトのことしか考えずにやってきたので、ベルトへの気持ちはトーナメントに出る他の誰にも負けません。このトーナメントで何が何でもKrushのベルトを獲ります」

 

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