2021.10.16

 東京・K-1ジム総本部にて、10月31日(日)東京・後楽園ホール「Krush.130」の[第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント・準決勝(2)/3分3R・延長1R]で黒田勇斗と対戦する璃明武(りあむ)が公開練習を行った。

 K-1ジム総本部の梶原龍児代表にミットを持ってもらい、1分30秒の間、パンチのミット打ちを披露した璃明武。「いつもはもっと激しいというか色々やっているんですけど、公開練習なのでシンプルに」と言いつつ、鋭いパンチを何度も繰り出して好調ぶりをアピールした。試合まであと2週間となったが、現在は追い込みも最終段階に突入しているそうで、「怪我と体調をしっかり気をつけて最後に仕上げる感じですね。調子はいいです」と、調整は順調に進んでいることを明かした。

 8.21「Krush.128」で行なわれたトーナメント一回戦では吉岡ビギンと対戦する予定だった。しかし、吉岡が計量オーバーをしたため、試合前に璃明武の勝ち上がりが決定。吉岡との試合はワンマッチで行なわれたという経緯がある。

 勝っても負けても準決勝進出が決まっての試合だったが、「このトーナメントで優勝してチャンピオンになることを一番に考えているんで、一回戦がどうなろうとモチベーションは全然変わらなかったです」と、影響がなかったと語った璃明武。

「負けて準決勝に上がるわけには行かなかったんで、そこは何か違う緊張感があったんですけど」というプレッシャーはあったものの、「吉岡選手はバンタム級でチャンピオンにもなっている選手ですし、8人のメンバーの中で一番実績がある選手だと思うんですけど、試合でも実力差を見せて完封できたんで良かったかなと思います」と、逆に特殊な状況下で実力を発揮し、なおかつ実力者を封じ込めて勝てたことで自信を持ったようだ。

 そして、今大会ではいよいよ決勝トーナメント。優勝するには1日2試合のワンデートーナメントを勝ち上がらなければならないが、練習内容に大きな変化はないとのこと。それでも「スパーリングを多めにしてて、今週は1日2試合を想定して、時間を分けてスパーリングをしてみたりとかしてます」と準備は怠らない。

 準決勝の対戦相手は小巻海斗を破って勝ち上がってきた黒田勇斗だが、「スーパー・バンタム級では長身で手足も長くて、パンチも蹴りもバランスのいい選手かなって感じですね。結構きれいなタイプだし、逆に下手な選手のほうがやりづらかったりするんで、そこの面ではやりやすいのかなって思います」と、その印象を語った璃明武。

 決勝は愛瑠斗を破った鬼山桃太朗が勝ち上がってくるものと予想していたが、一回戦で優勝候補の一人だった小倉尚也に勝利した内田晶も視界に入ってきた。「一回戦を見て内田選手も強いなと思った。鬼山選手のほうが有力なのかなとは思うんですけど、内田選手が来ることもあり得ると思っています」という予想を立てている。

 しかし、誰が勝ち上がってこようとも「ここ1~2年はずっとKrushのベルトを目標にやってきていた。やっとベルトの懸かっている試合なので、いつも以上に気合いは入っていますね」と、王座奪取への気持ちは強い。

 先日の9.24「Krush.129」では、同じジムの瓦田脩二がトーナメントを制して第6代Krushライト級王者になった。璃明武は「自分のジムの先輩が獲ったことでジムの活気も出たし、それはそれで嬉しいんですけど、誰かが獲ったからって自分のモチベーションが上がるというモチベーションではやってないんで」と、それに左右されないほど王座奪取に向けてのモチベーションは高いということを強調。

 Krushのベルトを獲った先には「自分の一番の目標は世界チャンピオン。K-1のベルトを目指している」とK-1のベルトという目標もある。「圧倒的な実力で優勝してベルトを巻きたいと思います」と、目標の実現のためにまずはトーナメント制覇で実力を見せつける。

 

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