2021.07.08

 東京・K-1ジム五反田にて、7月24日(土)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.127」の[第6代Krushライト級王座決定トーナメント・一回戦(1)/3分3R・延長1R]で南雲大輝と対戦する堀井翼が公開練習を行った。

 これまで記者会見でのパフォーマンスや奇抜な公開練習を行なってきた堀井だが、今回のトーナメントに向けては記者会見からおふざけを封印。真面目モードでトーナメントに臨むことを誓っていた。その言葉通り、この日もトレーナー相手にいたって真面目にミット打ちを披露していた。ところが、ミット打ちの最中、トレーナーが放ったローキックが堀井の金的にヒット。

 股間を押さえて悶絶する堀井は、昨年6月の「Krush.113」で今回の対戦相手である南雲(当時のリングネームは金子大輝)に金的を蹴られて反則勝ちを拾っているが、そのトラウマが蘇ってきたのか練習を中断。痛みが収まってから、金的を保護するファールカップを3つ持ち出してきたのだ。

 やはり南雲攻略の鍵は金的の防御にあると判断した堀井は、「今から試合で使うファールカップを選ぶ」と宣言し、用意した3つのファールカップを一つずつ装着。トレーナーに金的蹴りを打ってもらい、どれぐらい保護効果があるのか実験をすることにしたのだ。

 まずは鉄製の普通のファールカップ。いくらファールカップを着けていても、やはり蹴りが金的に当たれば痛い。当然のように堀井も悲鳴を上げながら悶絶だ。続いてはK-1のロゴの入った鉄製のファールカップを装着。しかし、ここでも「痛えぇぇぇぇ……」という堀井の悲鳴がジム内にこだまする。そして、最後に試したのはゴム製のファールカップ。ここでも悶絶する堀井にトレーナーが、「堀井さん、これ(ゴム製のファールカップ)は試合では使えませんよ」という非情な一言。

「蹴る前に言ってくれよ……」とさすがの堀井も涙目となっていた。しかし、3つ使用した感触としては、「やっぱりK-1のファールカップが一番だな」と堀井。あくまで本人の使用感なのでなんとも言えないが、K-1印の入ったファールカップの防御能力は他のファールカップとは一味違うようだ。

 周囲から見るとおふざけのような公開練習だが、堀井自身は今回のトーナメントを制覇しての王座戴冠に本気。そのためにも因縁の南雲との一回戦突破は必須となる。「前回の南雲との試合で金的を蹴られて、俺の“金子”が一個潰されて反則勝ちっていう形になったから、今回はもう一個の“南雲”のほうも潰されないようにやった練習だね。俺からしたら真面目な公開練習だよ」と悪びれるところのない堀井。「金的を蹴られなかったら俺の余裕勝ちだから。そこが一番警戒しているところだな」と、南雲攻略には自信を見せている。

 南雲は直近の試合として、3.28「K’FESTA.4 Day.2」日本武道館大会でK-1ライト級王者のゴンナパー・ウィラサクレックと対戦。パンチでゴンナパーが腰を落とす場面を一瞬作ったものの、KO負けを喫している。「ゴンナパー戦を見た感じだといいパンチを持ってる感じはあったけど結局負けてるし、本当に言ったら一番危険なのは金的だから。金的だけに気をつけていれば余裕だね」と、南雲に対して余裕の態度を崩さない堀井。普段の練習も「どこでKOできるかっていう方法を考えてやってるな」と真面目に積んでいるようで、「最高に絶好調だよ。トーナメントの7人全員KOしてやるよ。それぐらい自信あるよ」と、一回戦突破どころか、トーナメントの制覇と王座戴冠にも自信を見せていた。

 もし自分が順調に勝ち上がった場合、決勝戦では4.24「Krush.124」で負けたばかりの里見柚己を「リベンジしたいから上がってきてほしい」と指名。さらに「弘輝とか名前が出てるから。他の選手は名前が出てないから、名前が出てる選手とやったほうが盛り上がる」と、YouTubeなどで売出し中の弘輝にも興味を示していた。

「ベルトと金的を常にハーフアンドハーフで頭に置いて、常に毎日過ごしている感じだな」と堀井なりにトーナメントに向けて意識は集中している様子。「俺の人生の中でも確実に欲しいベルトだから、何がなんでも死んでも獲る。金的蹴られても獲りに行く」と、Krushライト級のベルトに強い意欲を示していた。「金的を蹴られなかったらバッチバチに打ち合って、俺のKOを見せるから。皆さん、乞うご期待」と堀井。今回こそ“Mr.やりたい放題”の本気モードを見せてくれそうだ。

 

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