2021.06.19

 6月25日(金)東京・後楽園ホール「Krush.126」から本格始動するKrushフライ級(-51kg)。Krush最軽量となる階級の幕開けとなるのが今大会のプレリミナリーファイトで行われる大夢と麗斗の一戦だ。今回は特別にフライ級の第一歩を歩みだす大夢と麗斗にそれぞれ話を聞いた。今回は麗斗のインタビューを公開!

――今回フライ級が新設されることになり、そのスタートとなる試合への出場が決まりました。麗斗選手にとってはKrushナンバーシリーズ初参戦ですが、試合が決まった時の心境は?

「ずっとKrushに憧れていたので、ナンバーシリーズ出場が決まってうれしかったです」

――フライ級は今まで存在しなかった階級ですが、フライ級を作ってほしいという想いはあったのですか?

「はい。ずっと心の中で思っていたことなので、フライ級の新設が決まった時はうれしかったです。それと同時に『自分がやらなきゃいけない!』と思いました」

――アマチュア時代の麗斗選手の試合も見ていますが、最計量の55kgのなかでもかなり小柄だった印象があります。

「K-1アマチュアは55kgが一番軽い階級なのですが、僕は体重が全然足りなかったので服を着たまま計量していて、減量してくる選手とは10kg近く体重差があったと思います(苦笑)。僕がプロデビューした時もバンタム級(53kg)が最軽量級でしたが、それでも体重は足りていなかったので…。だからフライ級ができた時は自分のための階級だと思ったし、自分がこの階級を創っていくつもりです」

――もともと麗斗選手が格闘技を始めたきっかけはなんですか?

「格闘技を始めたのは小学4年生の時です。お父さんがK-1が好きで『お前もやってみたらどうだ?』と言われて、地元にあったジムに入会しました」

――当時から試合に出ようと思っていたのですか?

「はい。試合に出るつもりでジムに入りましたし、同じジムにアマチュアのベルトを何本も持っている選手がいたので、自分もそうなりたいと思って練習していました」

――現在はK-1ジム総本部に所属していますが、そこまでの経緯は?

「K-1に出ることが目標だったので、知り合いの紹介で地元のジムからK-1ジム恵比寿に移ったんですね。それでしばらくはK-1ジム恵比寿に通いつつ、自宅でもお父さんと一緒に練習して…というのを続けていて。そうしたらK-1ジム恵比寿が活動休止になってしまい、別のK-1ジムを探しているなかでK-1ジム総本部の梶原龍児代表に連絡したところ、梶原代表からも誘っていただいて、総本部に入ることになりました」

――その流れでK-1ジム総本部所属としてK-1アマチュアで結果を残して、昨年11月の「Krush-EX 2020 vol.3 」でプロデビューにいたった、と。

「はい。アマチュアは体重差があってもなんとかなったのですが、プロの試合はもっと体重差があるので不安もあったのですが、ここまで来たら『やろう!』と決めてデビューしました」

――また麗斗選手は手と足に障害を持ったまま、格闘技を続けているとお聞きしました。

「自分は生まれつき両手・両足の指が欠損しているという障害を持っています。ただ自分としては気にしていないというか、ちゃんと拳も握れるし、普通に他の選手と同じようにやれると思っています。僕的にはそれよりも階級の方が大変だったので、自分にとってベストウエイトのフライ級を創ってもらったので、すごくやりがいがあります」

――対戦相手の大夢選手にはどんな印象を持っていますか?

「すでに4戦やっていて僕よキャリアがあるので格上の選手だと思っています」

――ここからプロとして自分のどんなところを見せていきたいですか?

「スピードとテクニックですね。小学生の頃から格闘技をやっていてテクニックには自信があるので、そこもみなさんには見てもらいたいです」

――なるほど。ただプロ・アマ通してガンガン行く印象が強いのですが…。

「そうなんですよ!周りからもよく言われます(笑)。なのでガンガン行くスタイルも残しつつ、テクニックを見せて戦うことが理想です」

――これからフライ級をどんな階級にしていきたいですか?

「やはり最軽量級らしいスピード感のある試合を見せたいですし、それだけじゃなくてしっかり倒せる階級だということも見せて、『これがフライ級だ!』と思ってもらえる試合をしていきたいです。僕がそうだったように、アマチュアでも『55kgより軽い階級があったらいいな』と言っている選手は多くて(K-1・Krushに)出たくても出られない選手って多いと思うんですよね。フライ級が盛り上がれば、プロ・アマ問わず選手のチャンスにつながると思うし、どんどんこの階級に選手が集まってくると思います。僕がそれをやらなければいけないと思っています」

――それでは最後にファンのみなさんにメッセージをお願いします。

「フライ級そのものも盛り上げたいですし、そのなかで僕が一番輝ける存在になりたいと思います」

 

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