2021.04.14

 4月14日(水)K-1ジム五反田にて、4月23日(金)東京・後楽園ホール「Krush.124」の[Krushウェルター級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で王者・加藤虎於奈と対戦する挑戦者・松岡力が公開練習を行った。

 公開練習で松岡は2分1Rのミット打ちを披露した松岡は、「いつも通り、別に怪我もなく順調に進んでいます」と、現在のコンディションを告白。「いつもだったら試合前だけ練習してみたいな感じなんですけど、今回は長めに練習期間を取って、遊ぶこともなく好きなお酒も飲まないで練習を長くやってたんで、いつもとは違う僕を見せられると思います」と、自信たっぷりに語った。

 松岡は昨年11月の「Krush.119」で虎於奈と対戦。虎於奈に2Rにダウンを奪われるも、すぐさま膝蹴りでダウンを奪い返したが、それが相手を掴んでの攻撃とみなされ、反則負けという結果に終わっていた。逆に虎於奈は、この試合をステップに今年1月の「Krush.121」で山際和希を破り、Krushウェルター級王座を戴冠。不完全燃焼で終わった松岡との因縁に決着をつけるべく、初防衛戦の相手に逆指名していた。

 改めて前回の虎於奈との試合を「負けはしましたが、いいイメージで試合を終えているんで、今回もそのイメージで倒しに行こうと思っています」と振り返った松岡。反則裁定をくだされた膝蹴りに関しても、「僕は無意識でやってたんで、本当に掴む練習とかもしてなかったですし、リングの上でモニターを見て気づいたんですけど、まあ掴んでるんで、僕が悪いっていうのはありますね」と、引きずるところもない。

 あのまま続行していたら松岡が勝っていたという見方もあるが、「その前のパンチからも効かせていたっていうのはあったので、あれがなかったら倒せてたっていうのはタラレバなんですけど、あったとは思います」と、本人の言葉通り、いいイメージを残したままでの再戦だ。

 それを証明するための決着戦でもあるが、虎於奈の逆指名に関しては「僕を指名してくれた虎於奈の男気を感じましたし、それに応えて僕も一番マックスの状態で挑みたいというのはありましたね」と意気に感じている様子。「再戦はしたいっていう気持ちもありましたし、そこにタイトルマッチもついてきて、ベルトを獲りたいという気持ちは100%ですよね」と、松岡にとっては虎於奈へのリベンジと悲願のタイトル奪取のダブルチャンスのおいしい試合でもある。

 また、松岡は試合のたびに「今回が最後のつもり」と公言しているが、「いつも詐欺みたいになっちゃっていますけど、今回は本当に最後ですね」とキッパリ。「僕の格闘人生において、一つの目標であり、一つの到達点というか、やっている意義をベルトによって生み出せると思うんで、獲ると獲らないじゃ今後の格闘技人生を辞めた上でも大きなものになってくるし、ここで絶対に獲りたいですね」と、松岡の格闘技人生の中でもベルトを獲ることは大きなウェイトを占める。

 そのため、「ベルトを獲ったらその場で返してもいいぐらいの気持ちでやっているんで、今はベルトにしか興味ないですね」と、王座を獲ったその先のことも頭にはない。「ここで落としたら次はないと思いますし、ここで獲るだけですね」と、並々ならぬ覚悟で悲願のベルト奪取に挑むことを宣言していた。

 

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