2020.11.19

 11月19日(木)都内・K-1ジム五反田にて、11月27日(金)後楽園ホールで開催される「Krush.119」の[第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント]に出場する玖村修平が公開練習を行った。

 玖村はまず、弟でKrushスーパー・バンタム級王者の玖村将史とマススパーを行った後、ミット打ちを披露。スパーでは動きを確認するように攻撃を出しつつ、弟の攻撃に対応。スピードを身上とする2人だが、鋭さと力強さも感じさせる攻防が繰り広げられた。続いてのミット打ちでは、多彩なパンチと蹴りに織り交ぜて武器の一つであるバックブローも披露した。

「試合まで8日、明日で追い込みも最後で、今が一番キツい時ですけど、それでもしっかり動けてるんで、ベストなコンディションで調整できてると思います。今、追い込みでのスピードはヤバいですよ(笑)」と好調ぶりをアピール。

 弟とのスパーは普段の練習でも日常的に行っているという。「ジムで一番レベルが高いのが将史ですし、兄弟というよりはチャンピオンといつも練習してるという感覚で、スパーも日常的にやってます。将史はスピードがメチャクチャ速いんで、今までは対応できない時もあったし、終始将史のペースやったんですけど、最近は攻撃もあんまりもらわないし、自分のペースで対応できていて、そこは成長を感じます」という。

 9月のトーナメント1回戦では、秀樹から3つのダウンを奪って3RKO勝利。網膜剥離での欠場から明けて、約1年ぶりの復帰戦だった。「復帰戦で、フェザー級に上げて一発目。パワーのある相手なので一発で逆転されるのが怖かったんですが、終始集中できて、いい勝ち方ができました。スピードは僕が一番あるという自信があるんで。僕、KrushでKO勝ちがなくて、試合後にマイクを持ったこともなかったんですけど、どっちも初めてできて、すごく自信がつきました」と、久々の試合での快勝に自信を深めたようだ。

 準決勝の相手は新美貴士。知良に勝利して勝ち上がってきたが、「スタミナとフィジカルがあって、前に出るプレッシャーが強いと思うんですけど、別にタイプ的には得意だと思います。僕が削られる展開を想像してる人もいると思いますけど、正直、あっさり勝てるんじゃないかと思ってます」と、決勝進出は当然と言わんばかり。

 ワンデー・トーナメントは昨年6月のK-1で経験済みだが、その教訓も大きいという。「準決勝で武居由樹君と当たれると思ってそっちに気が行きすぎて、舐めてたわけじゃないんですけど、その結果削られて、準決勝はボロボロの状態やったんで。気持ちでどうにでもなると思ってたけど、ボロボロの状態でチャンピオンの武居由樹選手が強くて、すぐ倒されてしまったんで。今回もまず準決勝を勝ち進まないといけないのでそこに集中して、タイミングが来れば倒すという感じです」

 決勝については、「どちらが来ても大丈夫なようにしています。ジムにはいろんなチームメイトがいてるんで。まあでも、特に対策っていう対策をしなくても、自分を貫けば勝てると思うんで、問題ないかなと思います」

 ただ強いて言えば、同じ立場にいる岡嶋形徒との対戦を意識するという玖村。その「立場」とは……「どっちも若くて将来性のある選手なんですけど、反対側には一緒にK-1公式LINEのPR大使をしてる岡嶋選手がいてるんで。僕らは公式PR大使をやらせてもらっていて、いろんなイベントもありますけど、こうして試合で魅せるのが一番なんで、岡嶋選手と対戦したいかなと。K-1やLINEを盛り上げるためにも、そういう2人が対戦するのはいいかなと思うんで、上がってきてもらえたら面白いと思います。岡嶋選手は無敗で勢いのある選手なんで、僕もその勢いに飲まれないようにしなきゃいけないですね。でもそんな簡単に獲れるベルトじゃないと思うし、僕もいろいろ経験してきたんで、壁になって初黒星をつけてやるんで、またそこから頑張ってもらえたらなと思います」

 トーナメントで2試合勝つために、追い込みの練習ではミットでもスパーでも、時間を空けて2回ずつやっているという。「気持ちが大事だと思うんで。はじめは頑張れるんですけど、2回目は気持ちが抜けてしまうので、その気持ち作りの意味も込めてやっています」

「僕のトーナメントにしないといけない」と、ベルト獲得には絶対の自信を見せる玖村。「誰でもそうだと思いますけど、ベルトを獲るのは前提です。その前提でないとトーナメントに出てませんから。Krushのベルトを獲ると決めてるんで、そこはブレないです。当日は2試合KOしてチャンピオンになるんで、応援よろしくお願いします」と力強くコメントした。その言葉通りに勝ち進み、弟に続いてベルトを巻くことができるか?

 

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