2020.11.07

 11月27日(金)東京・後楽園ホール「Krush.119」の[第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント・準決勝]で新美貴士と対戦する玖村修平のインタビューを公開!

――「Krush.117」9.26後楽園大会の第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント・一回戦は秀樹選手から右ストレートでKO勝利を収めました。落ち着いた戦いぶりに見えましたが、約1年ぶりの試合でも慌てるところはなかったですか?

「そうですね。集中できたというのもありますし、練習を積み重ねてきて今回は自信がすごくありました。試合をやる前は若干不安もあったんですけど、相手と向かい合ってみて『いけるな』と思いました」

――スーパー・バンタム級から階級を上げて、動きがドッシリと安定しているようにも見えたのですが、ご自身ではいかがでしたか?

「練習でもシャドーから何から、体幹を意識するように指導をしてもらっていて、階級を上げたことで、いままで力が入ってなかった部分も入るようになったというか。フェザー級の方が体重的にフィットしてるのかなって思います」

――秀樹選手はタフな選手ですが、その相手を倒しきって復帰戦を飾ったという部分ではいかがですか?

「1Rに相手が左ストレート打ってきたタイミングでミドルを合わせて、もろに脇腹に入ったんですよ。それでもイヤな顔をしなかったんで『効いてないんかな?』と思って。パンチも自分の拳が痛くなるくらい当たってるのに表情に出さないので、実は『これ、倒れへんな。今日は判定やな…』と思っていました。でも、2Rに気づいたら倒れたみたいな感じだったんで、ダメージは溜まってたのかなって思います。結果的に倒せてよかったです」

――試合後は感極まった様子で「僕は1年前に網膜剥離という大きな怪我をしてしまって、このリングに上ることができるなんて思っていなくて、本当に怖かったです」という言葉もありましたが、やはり欠場期間中は不安でしたか?

「はい。網膜剥離になって入院して、手術台まで車イスで運ばれるんですけど、その時に試合に復帰するどころか、目が見えなくなるかもしれないと思っちゃって。そしたらこれまでの試合のいいシーンが頭の中で走馬燈のように浮かんできて、自然と涙が流れてきたんです。ホンマにこういうことことがあるんやなと思いました。手術した直後は復帰できると思ってなかったし、コロナの影響で試合ができない状況も続いたし。そうやって色々と溜まっていたものが、復帰戦で勝利した直後に一気にあふれた感じです」

――さまざまな思いを乗り越えてリングに立ち、勝利を収めたわけですね。

「あとK-1ジム五反田チームキングスも新しくなって、チームのみんなは必死に頑張っているのに、周りからごちゃごちゃ言われたりもして。そういう意見を僕の試合で黙らせたいというか『見とけよ!』という思いもありましたね」

――このトーナメントに勝ち、ただチャンピオンになりたいという思いだけではないようですね。

「はい。申し訳ないけど(トーナメントに出ている)他の選手たちは組まれた試合をただこなしてるだけというか。会見でも『優勝します』や『チャンピオンになります』としか発言しない。なんかそれが安っぽいと思いますし、あのベルトはそんな選手に渡していいほど安いものじゃないです。『俺がベルトを巻かないといけない』という覚悟を持った人間が巻くもので、僕はそういう覚悟を持ってトーナメントを戦います」

――「Krush.119」11.27後楽園大会ではトーナメントの準決勝・決勝が行なわれます。準決勝で対戦する新美貴士選手にはどんな印象を持っていますか?

「アグレッシブで身体が強くてガンガン出てくる印象です。でも何もさせずに完封して、新美選手はインタビューで僕の攻撃は『効かない』と言っていますが、効かせて倒します」

――決勝ではどちら(岡嶋形徒vs森坂陸)と戦いたいですか?

「僕はK-1公式LINEのPR大使をやらせてもらっていて、岡嶋選手とPR大使同士で決勝をやって盛り上げたいと思います」

 

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