2016.05.20

 6月24日(金)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-65kg世界最強決定トーナメント~」。スーパーファイト出場選手インタビュー第3弾はHEAVY WEIGHT Fightで高萩ツトムと対戦する上原誠だ。

――今大会では高萩選手との再戦が決まりました。オファーを受けた時の心境を聞かせてもらえますか?

「うれしかったですね。僕はやられたらやり返したい性格なんで、やっとリベンジする時が来たな、と」

――会見でもお話されたように、高萩選手とは6年前に一度対戦して敗れているんですよね。

「はい。あの時は試合前から絶対に勝てると思っていたので、それで負けてしまったことに自分自身ショックでした。一生懸命頑張って、勝てるかどうか分からない試合で負けるのと、勝てると思って戦って負けるのでは、同じ負けでも全然違うんですよ。だから本当に悔しかったです」

――当時は余裕で勝てると思っていたのですか?

「思っていました。だから負けて初めて格闘技を辞めようと思いましたね(苦笑)。でも僕の応援に来てくれた人たちが初めて僕の前で涙を流したんです、自分たちも悔しいと。その姿を見て本気で心の底から、このままじゃダメなんだって思いました」

――高萩選手に負けて格闘技への取り組みは変わりましたか?。

「すべて変わりましたね。意識、練習メニュー、追い込み方、身体のメンテナンス…。あの時、初めて本を買ったんですよ。トレーニングと栄養学の本を。そのくらい自分の中で変わるきっかけでした」

――もしあそこで高萩選手に勝っていたら、今のように活躍することはなかったと思いますか?

「(即答で)ないですね。なんとなく試合して勝ったり負けたりを繰り返して、強い選手に負けても『あの選手、強かったなぁ』くらいにしか思わないような選手になっていたでしょうね。だから本当に高萩選手に負けたからこそ、今の自分がいると思っています」

――こうしてお話を聞いていると、ただ負けた相手に勝つという以上に意味のある試合のようですね。

「僕の中では全然違いますよ。もしかしたら周りの人たちは今回は上原が勝って当たり前だろうくらいにしか思っていないかもしれませんが、僕は高萩選手に感謝しながら殴ります」

――また上原選手の戦績を見ると、過去に負けている日本人選手で高萩選手にだけリベンジを果たしていないんですよね。

「そうなんですよ。だから絶対に高萩選手にはやり返したい。しかも6年前は旧K-1のオープニングファイトでまだお客さんもまばらな会場で戦って負けました。でも今回は新生K-1のスーパーファイトという最高の舞台で再戦を組んでもらったので、上原誠の成長をしっかりとお客さんに見せて、倒して勝ちたいです」

――上原選手がVS世界を目指す上で、高萩選手は倒しておかなければいけない相手、最後のハードルですね。

「そうですね。ここで高萩選手に勝ってしまえば、もう他に日本人はいないと思うんですよ。だから高萩選手にリベンジすれば次は海外の強豪と戦いたい。あいつらは日本人を舐めているんで、日本人が強いんだぞというところを見せたいです。そのためにもしっかりと敬意を持って、高萩選手をブッ飛ばしたいと思います」

 

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