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江川優生、マキ・チャーチャイを下してスーパー・フェザー級初勝利!「昨日の試合はみんなが求める江川優生じゃない。みんなが求める江川優生になっていきたい」

 8月12日(金)福岡県内のホテルで、昨日開催された「ECO信頼サービス株式会社 PRESENTS K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~K-1フェザー級世界最強決定トーナメント~」福岡国際センター大会の一夜明け会見が行なわれた。

 江川優生はマキ・チャーチャイに強打を打ち込み、1ラウンドでボディを効かせながらも、その後はタフなチャーチャイの粘りに手を焼き、判定で勝利。連敗を3で止めると共に、スーパー・フェザー級で初勝利を飾ったものの、試合後は浮かない表情を見せていた。

 一夜明け会見でも江川は「相手選手がタフで、すごいつまんない試合になってしまったんですけど。何とか勝てたんでよかったです」と反省の弁と共に勝てたことに安堵した気持ちを述べる。

 前回、大岩龍矢戦で敗れた後、スーパー・フェザー級仕様の体を作り上げるべく、フィジカルトレーニングを新たに始めた。だが「まだフィジカルトレーニングを始めて3~4カ月。もう少し時間が掛かると思いますけどしっかり作っていきたい」とさらなるパワーアップを誓った。

 ファンが求めるのは、フェザー級トーナメントを3連続1ラウンドKO勝利で制した「倒し屋・江川優生」の姿。そのことを江川自身がよく分かっている。「やっぱり昨日の試合じゃ、みんなが求める江川優生じゃないと思うんで。みんなが求める江川優生になっていきたい」

 見据えるのは60kgの頂点。当然、9月11日のトーナメント出場メンバーから外れた自分の位置も分かっている。
「60kg戦線は強い方が一杯いるんで。9月のトーナメント出場選手も含めて、そういう人材に勝って行って、今後スーパー・フェザー級で名前が上げられたらなって思います。みんなが求める江川優生になれるように頑張ります」

 次戦では、さらならパワーアップに成功して、スーパー・フェザー級でもKOを量産する江川の姿に期待したい。

江川優生
「昨日はすごい相手の選手がタフで、自分の思っていたように試合が出来なくて、すごいつまんない試合になってしまったんですけど、何とか勝てたんでよかったです。

(スーパー・フェザー級2戦目で手応えのあった部分と課題は?)60kgに向けて体作りがまだまだだと思うんですけど、もっとやらなきゃな、っていうのが今回の試合でも明確になったんで。もっともっと体作りですね。(体作り、具体的にどういうことをやってきて、これから何をするのかを言える範囲で)走り込み、殴り込みは日頃からやってるんですけど、フィジカルトレーニングを60kgに上げてからするようになって。まあその辺の範囲が前回の試合が終わって始めたのでまだ3~4か月ぐらいですかね。もう少し掛かると思いますけど、しっかり作っていきたいです。

(試合後のインタビューでは悔しい思いもあったようだが、乗り越えてどんな姿をファンに見せたいか)やっぱり昨日の試合内容じゃ、みんなの求める江川優生じゃないと思うんで。しっかりとみんなが求める江川優生になれるように、全力で努めます、(セコンドの古川会長からは何かアドバイスなどは?)古川会長からはいつも通りに厳しいお言葉で。でもそれもしっかりと受け止めて、自分の力に換えられたらなって思います。(今回で連敗を脱出して新たなスタートを切った。今後の展望を)60kg戦線、強い方が一杯いるんで、9月のトーナメントの選手も含め、そういう人材に勝って行って、今後60kgで名前が上げられたらなって思います、

(最後にファンへのメッセージを)今回は勝ったんですけど不甲斐ない結果になってしまって申し訳ないって気持ちと、こうやって勝てなくても支えてくれたファンのみんなやスポンサーの皆様、仲間たちに感謝を述べたいです。今後、少し時間が掛かるかもしれないですけど、みんなが求める江川優生になれるように頑張ります。ありがとうございました」
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