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「K-1 WORLD GP」8.11(木・祝)福岡<公開練習>ジャオスアヤイ、K-1王者という子供の頃の夢を叶える!「K-1の一員として試合できることがうれしい。僕の怖さを今回のトーナメントで見せたい」

 東京・WSRジムにて、8月11日(木・祝)福岡国際センターで開催される「ECO信頼サービス株式会社 PRESENTS K-1 WORLD GP 2022 JAPAN」の[K-1 WORLD GP 2022 K-1フェザー級世界最強決定トーナメント・一回戦(1)/3分3R・延長1R]で玖村修平と対戦するジャオスヤアイ・ソー.デッチャパンが公開練習を行なった。

 ジャオスアヤイは2019年11月の第3代K-1フェザー級王座決定トーナメントでK-1初参戦。一回戦で安保璃紅をKOし、準決勝では卜部弘嵩との延長戦に及ぶ激闘の末に勝利。決勝戦で江川優生の左ボディに沈んだものの、強烈なインパクトを残した。続く2020年3月「K'FESTA.3」ではハイキックで小澤海斗の顔面を切り裂いてTKO勝利を収めており、今回が待望のK-1再登場となる。
 約2年5カ月ぶりにK-1再登場が決まり「またK-1のリングに戻ってこられて凄く嬉しいです。このトーナメントに自分を選んでいただいたことを凄く誇りに思いますし、嬉しいです。前回は一瞬の隙を突かれて(江川に)KO負けしてしまい、負けてしまったことは凄く悔しかったのですが、初めてK-1参戦であそこまでいけたことに関しては自分にとっても誇らしいことでした。前回優勝できなかったことで、さらにやってやろうという気持ちになっています」と闘志を燃やすジャオスアヤイ。

「初めてK-1に参戦した時は、まだK-1ルールを理解し切れてない部分もありましたが、K-1ルールを2試合やって(K-1ルールを)かなり理解できたと思います。前回ルールに対応し切れてなかった部分を修正したり、前回の試合を振り返って自分なりに研究しました」とK-1再出撃に向けて準備を続けてきた。
 特に力を入れてきたのはパンチと足のステップだ。ジャオスアヤイ曰く「K-1ルールで戦うためにパンチと足のステップを練習して、スピードを上げることに力を入れて来ました。今回はK-1ルールの中で自分のスタイルで戦えると思います」。

 さらに「日本の気候を含めて身体をならすために」という目的で、7月26日に来日してWSRジムで調整するほどの気合いの入れよう。「同じタイ人の選手の試合映像が参考になるのでYouTubeでゲーオさんやゴンナパーさんの試合映像を見ています。来日してからWSRジムで寝泊まりして練習しているのですが、ゴンナパーさんが練習パートナーとして色々なアドバイスをくれています」と同じ九州大会に出場するゴンナパーとの練習・アドバイスで調整は万全だ。公開練習ではウィラサクレック会長が持つミットに左ミドルの連打を浴びせて好調をアピールした。
 一回戦で対戦する玖村の印象については「Krushフェザー級チャンピオンなので凄く強い選手だと思います。足の運び方もうまいですし、パンチも強い」と警戒する一方「自分のダメージを少なくするためにも、できることならば1RKO勝ちを狙います」と短期決着を予告。1日3試合を戦う過酷なワンデートーナメントについても「一度トーナメントを経験して、気持ちの面など色んな面を研究できました。前回の悪かったところを修正すれば問題ないと思います」と自信たっぷりだ。

 実はジャオスアヤイにとってK-1に出ること、K-1のチャンピオンになることは小さい頃からの夢。「タイではK-1のゲームが流行っていて、子供の頃ずっとK-1のゲームをやっていたんです。やっぱりゲームでは同じタイ人のガオグライさんとブアカーオさんを使っていた」というジャオスアヤイは「こうしてK-1の一員として試合ができることは本当にうれしいし、このトーナメントで優勝すればチャンピオンになるチャンスが来ると思います。僕がK-1チャンピオンになって、もしK-1のゲームが発売されることになったら、ぜひ僕のキャラクターを作ってもらいたいです(笑)」と笑顔を見せた。

 リングネームのジャオスヤアイには“大きい虎=怖い”という意味もあり「その怖さを今回のトーナメントで見せますし、自分のことを多くの人に知ってもらいたいです。今回はいい仕事をしていい報告をタイに持って帰りたいです」。ジャオスアヤイがK-1のリングで夢を実現させるか?
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