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「K-1 WORLD GP」9.11(日)横浜 記者会見からバチバチ!松倉信太郎と神保克哉の因縁の一戦が決定「倒して自分の言葉を証明する」(松倉)vs「都合のいい転校生をぶっ飛ばす」(神保)

 7月27日(水)都内にて、9月11日(日)に神奈川・横浜アリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~」の第2弾対戦カード発表記者会見が行なわれた。

 -75kg契約のワンマッチで、今年4月に約5年ぶりにK-1へ復帰した松倉信太郎と、以前から-75kg王座創設をアピールしてきた神保克哉が激突。他団体でベルトを巻き、49戦と豊富なキャリアを誇る松倉に、2021年3月から6連勝と絶好調の神保がいかにして戦うか。事実上の-75kg日本人エース決定戦、ファン大注目の戦いだ。

 神保は松倉の復帰に対して、SNSで「地球がひっくり返っても、K-1で戦ってきた俺から言わせてもらうと、美味しいタイミングで戻ってきて、都合良いことばっか言ってんじゃねえ」などと挑発し、一方の松倉も、インタビューで「神保選手が引っ張るということに関しては『頑張ってください』と言うか。僕が来たので75kgは出来る」と相手にしていなかった。会見のツーショットでは、神保が目を見開き松倉を睨み付けた。

 中村拓己K-1プロデューサーは「松倉選手がK-1参戦を発表した時から、舌戦も繰り広げていて、因縁の対戦となった。-75kgの階級を『自分が創っていく』という覚悟を持ってリングに上がって、どのような試合をするのかを2人には見せてほしい。それに相応しい覚悟があるのかが見られれば、階級も作るという新しい展開も生まれてくると思うので、注目してほしい」と期待を寄せる。

 会見では、神保が「ずっとムカついていたので、やっと転校生をぶっ飛ばせるってなるとワクワクしています。何で俺が青コーナーなの、中村P(プロデューサー)。こいつよそ者だぞ。ふざけんな。(松倉は)今まで戦ってきたヤツの中では、一番骨のあるやつだと思うけど、今は都合のいいヤツとしか思っていない」などと先制攻撃。それを受けた松倉は「キャラもあるかもしれないけど、年下の子に煽られて、気分はもちろん良くはない」など不快感を示す。

 神保は、自身が-75k創設をアピールしたあと、松倉がK-1復帰を果たしたことに不満を爆発させる。「俺の階級を横取りしようとしてきた。転校生とは気合が違う」と怒りを露わに。松倉は「急に来てというけど、お前の団体なの?違うだろ?K-1には誰でも出られるし、俺がK-1に来る時にどんな状況だったか知らないだろ? お前には関係ない」と言い返す。その後も互いに譲れない想いが交錯し、早くもバチバチの展開で会見は終了した。

 結果的に因縁を深めることになった両者。松倉は「勝った方が正真正銘-75kgの日本一。勝たないと発言の重みもないので、覚悟を見せて9月ぶっ飛ばしたい」、神保は「もちろんKOで倒してやろうかなと思っている」とそれぞれKO宣言。まさに激戦必死の決闘を制し、最後にリングに立っているのはどちらか。

松倉信太郎
「K-1に戻ってきて、元々相手を煽るのも好きじゃないし、選手に好き嫌いもないです。パッと見た神保君の印象は良い子そうで、キャラもあるかもしれないけど、年下の子に煽られて、気分はもちろん良くないです。(神保が)自分で『75kgのエース』みたいに言っていたけど、自分で言うことじゃない。僕は他団体のベルトを持って来ているので、勝った方が正真正銘75kgの日本一。勝った方だけが世界に行く切符があると思っています。

 僕はしっかり試合で見せていきたいし、神保君は赤コーナーと青コーナーの話をしていて、僕も若い時に思うことはあったけど、これが答えだからそれはしょうがない。僕だって実力が足りていないから、こうやってスーパーファイトでしか試合ができていないので、それはしっかり受け止めて頑張らないといけない。キャリアが上の人として思います。

(ファイターとしての印象は?)対戦相手の一人として、まとまっている選手。キャラとは違うと言うか、最後まで倒しにいきますが、しっかりとした技術がある選手だと思います。(中村プロデューサーからの『覚悟を見せてほしい』との言葉を受けて、どのような試合をしたいか?)『THE MATCH 2022』が6月にあって、近くで武尊が戦う姿を見て、言葉で言い表せないくらい身も心も削って挑んだ試合を間近で見ていました。それで俺も勝負しないといけないと思いました。

 あとは考え方はそれぞれなんで別にいいんですけど、最近の相手を煽ったり喧嘩すればいいみたいな風潮になっているのは個人的に好きじゃないです。格闘技はそういうものではないから。格闘技は強さで勝負するものだと思います。だから強さがなくて、試合に勝たないと発言の重みもないので、覚悟を見せて9月ぶっ飛ばしたいと思います。

(神保の『急に来て、俺の階級を横取りしようとして、まず転校生とは気合いが違う』との発言を聞いて)なんか急に来てというけど、K-1はお前の団体なの?違うだろ? K-1は誰でも出られるし、俺がどんな状況だったか知らないだろ。それはお前には関係ないよ。

(神保からの『横取りされた』発言を聞いて)俺が今日来ていなかったら、これ(この試合は)ないからね。自分で出来てないから。俺は外でなにもないところから(-75kgの階級を)作ってきている。ジムも辞めてベルトも返上して、K-1の舞台に来ている。別に悪いことしてるかな?っていう。(神保が言っていることは)良く分からないですけど、その主張は違うと僕は思っています。

(理想の決着は?)僕からしたら特攻みたいなキャラ。特攻ってそんなに軽いものじゃない。俺のことを軽いと言うけど、特攻は重い言葉だし、負けて次があるみたいな生き方を特攻していた人はしていない。そういうところも色々と勘違いしていると思います。とにかく格闘技は勝った方が正しいので、(神保を)倒して自分の言葉を証明していきたいです」

神保克哉
「ずっとムカついていたので、やっと転校生をぶっ飛ばせるとなるとワクワクしています。それと何で俺が青コーナーなの、中村P(プロデューサー)。こいつよそ者だぞ。ふざけんな。(対戦相手のファイターとしての印象は?)今まで戦ってきたヤツの中では一番骨のあるやつだと思うけど、今は都合のいいやつとしか思っていないっす。

(中村プロデューサーからの覚悟を見せてほしいとの言葉を受けて、どのような試合をしたいか?)ケンカがどうのこうのいっていますけど、こいつマジでやってることヤバいので、話していることとか。急に来て、俺の階級を横取りしようとして、まず転校生とは気合いが違うわというのを見せてやろうと思っている。(松倉の『俺がどんな状況だったか、知らないでしょ』の発言に対して)知るわけないでしょ。側から見たら、お前途中で抜けてまた戻ってきただけ。あくまで俺の意見だよ。

(何に腹が立っているか?)勝手にK-1を抜けて戻ってきたみたいに感じなんですけど、俺が『-75kg作ってほしい』とアピールして、良い感じになってきたところで戻ってきて。転校生は俺のことはどうでもよくてみたいなことを言うけど『俺が-75kg作ります』と言って、それを横取りしようとしてるのに腹が立ってます。

(松倉に特攻キャラが軽いと言われて)服装のこと言ってるけど、こいつ何もインパクトないから。(松倉の『服装じゃなくて考え方。特攻と言ってるけどそんなに軽くねえから』と言う発言に対して)言ってねえだろ。そんなこと。(松倉のお前スーツで来いやと言う発言に)うるせえよ。お前に関係ないだろ。(松倉の『対戦相手だから関係ある』とのコメントに対して)上等だよ。(理想の決着は?)もちろんKOで倒してやろうかなと思っています」
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