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「K-1 WORLD GP」9.11(日)横浜 武尊が返上したベルトをかけて第5代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント開催!「武尊が背負っていたベルトは中途半端な気持ちでは獲れない」(大岩)、「武尊選手にリングで『後のことは任せる』と言われた」(レオナ)

 7月15日(金)都内にて、9月11日(日)神奈川・横浜アリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~」の第1弾対戦カード発表記者会見が行なわれた。

 先日、武尊の返上により空位となったK-1スーパー・フェザー級王座をかけた「K-1 WORLD GP第5代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」が決定した。

 トーナメントには武尊の盟友・大岩龍矢、昨年3月に武尊と激闘を繰り広げたレオナ・ペタス、K-1で3連勝中の朝久裕貴が出場。Krushスーパー・フェザー級王者・中島千博は「THE MATCH 2022」で負った怪我の回復が間に合わずに出場を断念。今年1月のKrushで中島とKrushスーパー・フェザー級王座を争い、中島と1勝1敗の横山朋哉に白羽の矢が立った。

 海外からは2年前に武尊とK-1&ISKAのダブルタイトルマッチを戦う予定だったアダム・ブアフフ、K-1MAXで活躍したアルトゥール・キシェンコの愛弟子=アヤブ・セギリ、中村拓己プロデューサー曰く「いい意味でムエタイらしくない超攻撃型ファイター」のナックロップ・フェアテックス、GLORYフェザー級(65kg)で最高3位まで上り詰めたベイリー・サグデンが参戦する。組み合わせは以下の通り。

一回戦(1):大岩龍矢VSアダム・ブアフフ
一回戦(2):レオナ・ペタスVSアヤブ・セギリ
一回戦(3):朝久裕貴VSナックロップ・フェアテックス
一回戦(4):横山朋哉VSベイリー・サグデン

準決勝(1):一回戦(1)勝者vs一回戦(2)勝者
準決勝(2):一回戦(3)勝者vs一回戦(4)勝者

決勝:準決勝(1)勝者vs準決勝(2)勝者

 会見には日本人4選手のみが出席。武尊と同門であり直近では共にタイへ合宿に赴いたという大岩は「K-1を背負っている武尊が作り上げたベルト。僕が巻いてさらに大きいベルトにする」と決意表明。ブアフフの「大岩と武尊を2人倒すつもり」というコメントにも「このベルトは必ず自分が獲るし、このトーナメントは自分のトーナメント。主役は自分」と王座奪取に絶対的な自信を見せた。

 昨年3月に武尊と大激闘を繰り広げたレオナは「今回これで負けたら終わりだと思う。生き延びるためにベルトを獲る」と並々ならぬ決意。アルトゥール・キシェンコの弟子であるセギリに対し「セギリが僕より強ければセギリが勝つし、僕が強ければ僕が勝つ」と真っ向勝負の姿勢を見せる。

 朝久はビッグチャンスであるトーナメント出場を前にしても緊張の色を見せずリラックスした表情。実弟・泰央がタイ人選手であるゴンナパー・ウィラサクレックを倒した試合に続く「朝久空手vsムエタイ」の構図となるが「結局は誰が相手でも関係ない。全力で倒すのみ」とKO宣言。「ムエタイの強さ・怖さを知ることになる」と豪語するナップロックのコメントにも「僕の一撃で眠ってもらう」と一歩も退かない。

 Krush王者・中島の負傷を受け、本戦出場が決まった横山。「僕が代打みたいになってますけど、ラッキーという気持ちではいない。全てを奪いにいく」とビッグチャンスで結果を示す構え。早くも「準決勝は朝久、決勝は大岩と戦いたい」と語るサグデンを「腹が締っていない」と一蹴。「人生をかけて全てをものにする」と、強豪揃いのトーナメントに挑む覚悟を見せた。
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