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「K-1 RING OF VENUS」6.25(土)代々木 ☆SAHO☆「何が何でも絶対に勝つ」vsオースティン「倒すのは私のほう」、高梨knuckle美穂「潰す、ブッ倒す」vsバルト「殴るのが待ちきれない」、山田真子「3Rかけずに倒す」vsビゲイ「油断するなよ」

 6月24日(金)都内にて、開催を明日に控えた“K-1初の女子大会”「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~RING OF VENUS~」の前日計量と記者会見が行われた。

 今大会では「日本vs世界・3対3」の対抗戦が実施され、☆SAHO☆、高梨knuckle美穂、山田真子が出場し、世界の強豪を迎え撃つ。第13試合では女子ボクシングでもチャンピオンになった実績を持つ山田が、フランス発祥の格闘技「サバット」の出身で、多彩な蹴り技とカウンターのパンチのカウンターを得意とするマリーヌ・ビゲイと対戦。
 
 対抗戦のトップバッターとなる山田は「3RかけずにKOで勝って、あとの二人がエンジンがかかるように」と意気込むと、ビゲイについては「軍人をアピールするわりには華奢いなってメッチャ思った」と体格差を指摘。対するビゲイは「旅行に来たわけではありません、明日の試合は戦争のようになる」と静かに闘志を見せ、さらに「小さいからといって油断すんなよって思う」と山田に警告した。

 第14試合では女子ミニマム級を牽引する高梨が、ヨーロッパで注目を集めている女子ファイター、トルコ出身のエリヴァン・バルトと対戦。プロ入り以降、無敗街道を突き進む高梨は「明日は潰す、ブッ倒す、ただそれだけ」と単刀直入にKO宣言。今回は二度目の国際戦となるが「どんな技でも倒せるところを見せたい」と完全勝利を誓う。一方のバルトは高梨について「予想外に背が小さくて、試合中は楽しく倒そうかなと思っています。高梨選手が得た実績は、私がいままでもらってきたものの4分の1」と、好戦的に言い放った。

 第15試合ではキック・ムエタイルールで3本のベルトを巻く☆SAHO☆が、オーストラリア出身で25戦21勝(3KO)4敗の戦績を持つジェシンタ・オースティンと対戦。3番勝負のラストを務める☆SAHO☆は「外国人選手なんで身体もでかいし、オーラも強い。それはみんなも感じだと思うんですけど、見た目で判断するなっていうところを試合で見せようと思ってる」と国際戦に向け気合い充分。そして、「K-1のベルトが巻けるように、この試合をしっかり印象残して勝とうと思う」と先を見据えたコメントを残した。

 今大会のメインを務めるKANAの元スパーリングパートナーでもあるオースティンは☆SAHO☆に関して「自分のほうが強そうだなっていう印象。やるべきことをやって倒すと確信してる」と力強く語った。
☆SAHO☆
「明日は何が何でも絶対に勝ちます。みなさん、明日は会場で入場のときから手拍子で私
に力を貸してください、応援よろしくお願いします。(国際戦でどんなアピールをしたい?)国際戦とか関係なしに、今回は絶対に落とせない試合なんで、何が何でも絶対に勝って最後の2試合の選手たちにつなげたいと思ってます。

(相手を見ての印象は?)いままでとは外国人選手なんで身体もでかいし、オーラも強いなって。それはみんなも感じだと思うんですけど、見た目で判断するなっていうところを試合で見せようと思ってるので、応援よろしくお願いします。(明日の試合に勝利し、次に考えているプランは?)まず今回の試合でしっかりいい試合をして、K-1のベルトが巻けるように、ちょっとでも挑戦権もらえるように、この試合をしっかり印象残して勝とうと思ってます」

ジェシンタ・オースティン
「いまはすごく力がみなぎっていて、すごいいい気分です。明日の試合を楽しみにしてい
ます。みなさん、どうぞ応援よろしくお願いいたします。(相手を見ての印象は?)自分の方が強そうだなという印象を受けました。戦う以上、自分のことを倒すつもりで来ると思うんですけど、倒すのは私のほうだと、それを明日証明してみなさんに見せたいと思います。(日本人選手からの闘争心は感じた?)思っていたほどのものは感じなかったんですけど、自分はやるべきことをやって倒すと確信しています」
高梨knuckle美穂
「明日は潰す、ブッ倒す、ただそれだけです。(国際戦でどんなアピールをしたい?)どんな技でも倒せるところを見せたいです。(相手を見ての印象は?)あんまり、いままで戦ってきた選手と変わらないなっていう。あとはかわいい目してるなって感じですね。(バルトの厳しい言葉については?)なんか、背が小さいとか、そういうことですよね?あんまり、べつに聞いてなかったっていうか、耳に入ってこなかったです。(明日の試合に勝利し、次に考えているプランは?)どんどん強い選手とやりたいのが一番なので。ベルトっていうよりは強い選手とやっていきたいですね」

エリヴァン・バルト
「(日本語で)コンニチハ。全世界のお手本になるようなイベントになります。フェイス・トゥ・フェイスが終わったあと、相手を殴るのが待ちきれなくなりました。(相手を見ての印象は?)高梨選手の印象は予想外に背が小さくて、試合中は楽しく倒そうかなと思っています。高梨選手が得た実績は、私がいままでやってきたものの4分の1です。(日本人選手からの闘争心は感じた?)高梨選手にかわいいと言われましたが、忘れられないKOを味あわせてあげようと思いました」
山田真子
「明日は倒す準備はもうバッチリしてきたんで。対抗戦の、後半戦の火付け役として、楽しんでがんばりたいと思います、お願いします。(国際戦でどんなアピールをしたい?)トップバッターなんで負けられないっていうのはあるんですけど、3Rかけないっていうのがテーマなんで。3RかけずにKOで勝って、あとの二人がエンジンがかかるように、自分が一発目、ちょっとやっちゃいたいなと思います。(相手を見ての印象は?)現役の軍人さんで、格闘家をやられてて。今回もこうやって日本にわざわざ来てもらって、すごいリスペクトはしてるんですけど、軍人をアピールするわりには華奢いなってメッチャ思ったんですよ。計量のときも、45kg契約なんですけど、42.2やったけん、バリ華奢えなって思ってのが印象ですかね。

(明日の試合に勝利し、次に考えているプランは?)もう、煽り見てもらったらわかると思うんですけど、自分が目指してるのは、みんなも同じだと思うんですけど、ベルトです。今回の大会でトーナメントがあるんで、その次の挑戦者やろって、みんなをうなずかせるような試合をするのが目標です」

マリーヌ・ビゲイ
「みなさん、こんにちは。私は遠くフランスから飛行機に乗って、わざわざここまでやってきました。旅行に来たわけではありません、明日の試合は戦争のようになると思います。(相手を見ての印象は?)たしかに私は山田選手よりも小さいと思います。小さいからといって油断すんなよって思ってます。とはいえ、私も山田選手にはリスペクトしたいなと思ってます。(日本人選手からの闘争心は感じた?)お互いにやる気というか、気合いっていうものを感じました」
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