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「K-1 RING OF VENUS」6.25(土)代々木<公開練習>紗依茄、プロ初黒星を喫したチャン・リーへのリベンジに燃える!「1年前に戦った時は自分のダメなところがたくさん出た。今回は1Rから3Rまで圧倒的に自分のペースで試合を運んで、必ずリベンジする」

 大阪・月心会にて、6月25日(土)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される“K-1初の女子大会”「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~RING OF VENUS」の[K-1 WORLD GP初代女子アトム級王座決定トーナメント・リザーブファイト/3分3R・延長1R]でチャン・リーと対戦する紗依茄が公開練習を行なった。

 紗依茄は大阪・月心会に所属し、K-1アマチュアで活躍。「K-1 AWARDS 2020」ではアマチュア最優秀選手賞にも選ばれた。2021年1月にプロデビューを果たすと4戦3勝1敗の戦績を残し、初代アトム級王座決定トーナメントのリザーブファイトに抜擢された。紗依茄が格闘技を始めたのは6歳の時で「従兄弟の空手の試合を見て、かっこいいなと思って空手を始めました」。そして小学2年生の時に出会ったのがK-1・Krushでも活躍する野田哲司・蒼の野田兄弟だ。
 2人がきっかけでキックボクシングの練習もスタートし「それからずっと野田兄弟の背中を追いかけています。初めてアマチュアでタイトルを獲った時も野田兄弟がセコンドについてくれて、野田兄弟を目標にずっと練習しています。背中を追ってるからには早く越さないといけない存在だと思ってます」と自身のプロの道へと進んだ。

 今回は待望のK-1デビュー戦。野田兄弟と同じ舞台に立つことにもなり「K-1に出ることを目標に試合も練習もしてきたので、声がかかった時はほんまに嬉しかったですね」と喜びを語る紗依茄。「友達もそうですし、若い子からたくさんDMが来てほんまにすごいなって。『早く他の選手に追いつけるように頑張って』というメッセ―ジがたくさん来ました」と周囲の反応も大きい。
 しかも対戦相手は約1年前に「Krush-EX」で敗れているチャン・リー。紗依茄にとってプロ初黒星をつけられた相手でもある。紗依茄はこの1年間の成長を見せて、チャン・リーにリベンジするつもりだ。

「1年前に戦った時は自分のダメなところがたくさん出た試合だったので、今回はそこを改善して、1Rから3Rまで圧倒的に自分のペースで試合を運んで、必ず勝ってリベンジします。(試合を振り返って)チャン・リー選手は前に出てくるプレッシャーとかすごかったんですけど、攻撃が痛いというのは全くなかったです。今回も相手はプレッシャーをかけてくると思うし、試合はそこをどう対策するかによると思うので、しっかり改善して1年前の自分と違うところを見せます。

(この1年で成長したところは?)チャン・リー戦の前まではフィジカルトレーニングも適当にやっていたところがあったんです。最近はしっかりフィジカルも強化できてますし、パンチ力もだんだんついてきたと思うので、今回はしっかりフィジカルとパンチ力を活かした試合になるんじゃないかと思います」
 今回の女子大会に向けて紗依茄は「K-1の女子といえばKANA選手や菅原美優選手だと思うんですけど、その2人の選手に負けないようにしたい」と宣言。「自分はいい試合・いいパフォーマンスをできると思っているので、チャン・リー選手と2人でしっかり盛り上げます。それで私が勝てば、あとの試合も面白くなるんじゃないかと思います」と“紗依茄ここにあり”を見せると誓った。
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