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朝久裕貴、左ハイキックは子供の頃からの得意技!次の獲物はK-1スーパー・フェザー級のベルトだ「あのハイキックは自然に出た技。ベルトに挑戦する資格は僕が一番近いと思っています」

 4月4日(月)都内にて、昨日開催された「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~K’FESTA.5~」の一夜明け会見が行われた。

 第16試合のスーパー・フェザー級スーパーファイトで村越優汰に1RKO勝ちを収めた朝久裕貴。テクニック・ディフェンスに優れる村越に対し、開始早々の左ハイキックでダウンを奪うと、最後は飛びヒザで村越の動きを止める衝撃のKO決着となった。

 会見に出席した朝久は勝負を呼び寄せた左ハイについて「小さい時からやっていて、自然と出た技」と解説。「もちろんKOは狙っていて、発表会見の時からKOすると言っていたので、何か当たれば終わるだろうとは思っていました。ただ自分の体が自然にキックを出したという感じで、狙ってはいたけど自然と出た技です」とKO劇の裏側を語った。

 今後の目標について朝久は武尊の持つK-1スーパー・フェザー級のベルトを挙げ「挑戦する資格は僕が一番近いのかなと思います。年内にできれば挑戦したい」とコメント。今後のスーパー・フェザー級戦線の行方が気になるところだ。

朝久裕貴
「昨日の試合はK-1で見せたかった試合と見せるべき試合の両方を達成できた試合だったかなと思います。(試合を振り返って)戦う前から村越選手のテクニックのすごさは知っていて警戒していました。(ハイキックは)子供の頃からずっと練習してきた技で、やっぱり体が覚えていたものもあって、いいタイミングでいい技が出たなという感じです。

(KOという結果について)もちろんKOは狙っていて、発表会見の時からKOすると言っていたので、何か当たれば終わるだろうとは思っていました。ただ自分の体が自然にキックを出したという感じで、狙ってはいたけど自然と出た技です。今回の試合だけでなく小さい時からずっとやっていたので、あれと似た蹴りはいろいろ蹴れます。

(今、村越に対する感情は?)やっぱり選手は一人一人に美学とかそういうものがあると思うので、僕は僕のスタイルで戦いますし、村越選手は自分のスタイルを貫いてもいいと思います。(これからの目標は)やっぱりK-1で戦っている以上、K-1チャンピオンが僕の一番の目標です。それ以外、6月とかはハッキリ言って興味ないです。

(写真撮影時に爆撃機ポーズがなかったのは)ただ単に忘れてしまったというか(苦笑)。緊張していたところがあって、さっき大岩選手が鎖を卒業って言ったんですけど、そういった卒業とかではないです。(ハイキックは)目と、相手の手の位置だったり、その前に引っ掛かるようなフェイントをいくつか重ねた上で ミドルからのハイというより、あれは直線で狙いました。あと僕は対戦相手に相手の距離を作らせることがほとんどなくて自分の距離にするのが得意なので、僕の距離で進んだ感じです。

(K-1王座について)チャンピオン(武尊)の強さは世界一だと思っているので、今挑戦して勝てるかというのはやってみないと分からないと思います。武尊選手も相当強くなってると思いますし、どっちが勝つかやってみないと分からないと思います。(武尊は)大一番が決まっているので、K-1を背負って勝って頂きたいと思います。その試合が終わった後で、挑戦する資格は現状僕が一番近いのかなと思っているので、年内にでもできればと思っています。帰ってまたすぐ練習を再開したいと思います」
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