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松倉信太郎、5年半ぶりのK-1で感じたものとは?「やっぱりK-1は別世界、素晴らしい舞台だった。でも戦い方を修正しないと生き残ることはできない」

 4月4日(月)都内にて、昨日開催された「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~K’FESTA.5~」の一夜明け会見が行われた。

 5年半ぶりにK-1に戻ってきた松倉信太郎はブラジリアン・タイのジュリオ・セザール・モリと対戦。タフなモリにカーフキック(膝から下・ふくらはぎを蹴るローキック)を効かせ、3Rにダウンを奪って判定勝利を収めた。だが、KOを逃したことについて本人は反省しきりだった。

「ずっと倒すって言ってきて、期待してもらった中で挑んだんですけど、言ってたことが出来なかったし。自分のしたかったパフォーマンスを見せられなかったのは実力不足。年齢的にもいい歳になってるんで、時間がないっていうか、昨日の試合からしっかりと学んで、次に活かさないとなって思ってます」

 久しぶりのK-1は「別世界だった。改めて素晴らしい舞台」と松倉。「こういう一夜明け会見、計量、試合もすべてが別世界。大会をモニターで見ててもすごいKOが多いし、K-1の選手はすごいなって改めて思いました。僕の戦い方もちょっとK-1スタイルじゃないなって昨日痛感したんで、そこを修正していかないと生き残ることはできないなって思いました。改めて素晴らしい舞台だなって感じました」

 新階級「75kg」の創設に向けて、松倉はその決意をこう語った。

「僕はK-1に出るために戻って来たんじゃなくて、階級を作りに戻ってきたんで。やっぱり重量級の迫力、軽量級のスピードとテクニックを合わせたのを全部出せるのが75kgだと僕は思ってるんで。それを試合で、みんなを納得させないといけないと思ってます」

 そして「早い段階でもう1試合ぐらいさせて貰えたら、今回の反省点を活かして、さらにいい試合を見せられると思う。バンバン試合をさせて貰いたいなって思ってます」と松倉。75kgの創設に向けて、連戦も辞さない覚悟で松倉は突っ走る。

松倉信太郎
「昨日は本当に倒すってずっと言ってたんですけど。期待してもらっていた中で挑んだんですけど、言ってたことは出来なかったし。まあいろんなことはあるんですけど、総じて、そういうのをひっくるめてあそこで自分の見せたかったパフォーマンスを見せられなかったのは自分の実力不足だなって。試合が終わってからも1日経ってからもすごく強く感じています。でも1戦1戦、自分には時間がないっていうか。年齢的にもいい歳になってるんで。こっからしっかり学んで、次に活かさないとなって思ってます。

(久々のK-1のリングは)本当に久しぶりだったんですけど、別世界というか。こういう一夜明け会見、計量、試合もすべてが(違う)。ずっとK-1にいた時より、改めてK-1を離れて戻った時にすごくそれを感じたし。昨日の大会でもモニターで見ていて、すごいKOが多くて。同じ選手ですけど、K-1の選手すごいなって改めて思いました。僕の戦い方もちょっとK-1スタイルじゃないなって昨日痛感したんで。修正していかないと生き残ることはできないと思いまいた。改めてK-1は素晴らしい舞台だなって感じました。

(KOこそ出来なかったがダウンを取って勝ったことについては)僕はKOするって言ってたんで。正直、ダウンを取ったことも覚えてなくて後で知ったんですけども。そこに関しては全然もう、ただただ申し訳なかった。自分が嫌でしたね。あそこで倒し切れなかったのが。(久々のK-1ファンに成長は見せられた?)もちろん昔の僕だったら負けてるかもしれないですけど、僕が見せたかったのはそういうレベルではない。すごく悔いが残るといったらアレですけど、もっと出したかったし、もっと出さなきゃいけなかったなって強く強く痛感してます。

(新階級創設を含めた今後の目標を)そうですね。現状まだ、75kgがK-1にはないですけど。僕はK-1に出るために戻って来たんじゃなくて、階級を作りに戻ってきたんで。昨日の試合であんまデカいことは言えないんですけど、昨日の試合でたくさんのことが分かったので。こっからそれを次の試合に活かして。

 やっぱり重量級の迫力、軽量級のスピードとテクニックを合わせたのを全部出せるのが75kgだと僕は思っています。それを試合で、みんなを納得させないといけないと思ってるんで。早い段階でもう1試合ぐらいさせて貰えたら、しっかり今回の反省点を活かして、さらにいい試合を見せられると思うんで。バンバン試合をさせて貰いたいなって思ってます」
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