2022.02.06

 神奈川・K-1ジム相模大野KRESTにて、2月27日(日)東京体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~」の[スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R]で芦澤竜誠と対戦する西元也史が公開練習を行なった。

 西元の前回の試合は昨年12月の「Krush.132」だった。その大会では“DYNAMITE”髙橋佑太にKO勝利していることもあり、「前の試合とのスパンも短くて体重とかもそのままキープしていて、減量も順調過ぎるぐらい順調ですね。まあ疲れも溜まってくる時期ですけど、めちゃくちゃいい状態で練習出来ていますね」と、好調を維持しているという。その言葉を証明するかのように2分1Rのパンチのミット打ちでは、迫力あるパンチを何度も繰り出していた。

 昨年の西元は4試合に出場し、3勝(3KO)1敗という結果を残した。デビュー以来、勝利した試合は全てKO勝利という記録も更新し続けている。また、そのうち2試合はK-1での試合で、横浜アリーナという大会場を踏んだり、MOMOTAROや村越優汰という知名度のある選手とも戦った。

「ああいった舞台でやらせてもらったこと自体が自信になっていますし、結果も多少なりともついてきているんで、もう何もプレッシャーとかを感じてないですね。自分の自信にしかなってないです」と村越には敗れたものの、昨年のK-1での経験は西元に大きく自信をつけたようだ。

 そして飛躍の年にしたい2022年、最初の対戦相手は芦澤だ。「僕なんかよりも知名度のある人だし、芦澤選手のことは知ってるという人は凄く多くて、『芦澤とやるの!』みたいな反応は飽きるぐらいされましたね(笑)」と西元。反響は過去一番大きかったという。だからと言って、臆するところは一つもない。「こういう機会に根こそぎ奪ってやりたいですね」と、芦澤の持っている知名度などを一気にかっさらう腹積もりだ。

 芦澤の自由奔放なキャラクターについては、「友達やったらおもろいんやないですか(笑)?。子供っぽいですね。思ったことを考えずに言ってる感があって、結局まとまってなくて、会見の時も疲れているじゃないですか? そんなイメージが凄くありますね。もうちょっと頭で考えてから喋ったほうがええんちゃうかなっていうのはあります」というのが西元の芦澤のキャラクター評。

 会見では挑発的な言葉も受けたが、「面白かったですよ。僕はもっと言われるんちゃうかなと思ってワクワクしてたんですけど、予想通りいい人じゃないですか。最後は頑張って『リングでは殺します』とか言ってましたけど、それは普通なんで。普通のことを言っているだけって感じっすね」と、全く意に介してない。

 その一方でファイターとしては、「本人も言ってましたけど、前までは練習してなかったりとか。格闘技は本番の結果が全てなんで勢いに乗ったら強い人やなとは思ってましたけど、最近の試合とか見ていると技術的にも安定してきたじゃないですか・そういう部分は思いますね」と、一定の評価もしている。だが「全然全然。リングでやることはまた別やと思うんで、そこは負けてないですね」と、実力的には自分が劣っているとは微塵も思っていない。

 KO勝率100%という記録に関しては「真剣に集中していたら結果がついてきたっていうだけ」と特にこだわりはないようだが、「自分が立っていて、相手が倒れているのが勝ち負けやと思っているんですよ。両方とも立った状態で勝ちって言われても腑に落ちない部分がある。それが自信には繋がっていますし、そういう勝ち方をしたいとずっと思っています」と、KO勝ちに対してのこだわりは強い。

 芦澤はKO負けこそあるが、完全に失神してのKO負けがないタフな選手。そうなると、「他の選手が出来ないことをやってなんぼやと思うんで、僕にしか出来ひんような勝ち方を見せたいですね」とモチベーションが高くなるのが西元だ。「レベルの差があったなって見ている人がみんな思うような、倒れた瞬間にレフェリーが止めるような、『担架や!』っていうぐらいの失神KOをさせてやりたいですね」と、衝撃的なKO劇を見せることを目論む。

「いい勝ち方して、いいスタートを切って、今年はK-1のベルトを巻いて、来年の『K-1 AWARDS』はベルトを持って参加したいです」と大きな目標もある。「2月27日は僕の失神KO勝ちだけを楽しみにしていてください」とファンに約束し、大きな野望への第一歩を東京体育館から踏み出す。

 

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