2021.06.23

 7月17日(土)福岡国際センターで開催されるECO信頼サービス株式会社PRESENTS「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN」の[スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R]で卜部功也と対戦する大沢文也のインタビューを公開!

――大沢選手にとってはずっと対戦を希望していた功也選手との対戦が決まりました。試合が決まった時の心境を聞かせてください。

「マネージャーから電話が来て、相手が卜部選手って言われた時は、全身にブワーッと鳥肌が立ちました。『今か!』みたいな感じだったっすね。本当にビックリしました。もちろん即答でやるって言ったんですけど、本当にビックリして、毛穴が全部開いたみたいな」

――自分でもこのタイミングでのオファーは予想してなかった?

「全然予想してなかったですね。ここ最近、1年ちょっとぐらいいい結果を出してないんで、まさかここでこんな強い選手が来ると思わなかったんで」

――カード発表の記者会見で対面して、功也選手のコメントを隣で聞いていて、感じるものはありましたか?

「ありました、ありました。本当に率直に僕のことは眼中にないんだなって(笑)。雰囲気って言うんですか? オーラって言うんですか? 発言って言うんですか? ああ、まあ、僕のことはこれっぽちも眼中にないんだなっていうのは伝わりましたね」

――対戦を熱望していた方としては寂しさを感じたりはなかったですか?

「いやいや、全然。戦えれば何でもいいですよ。相手がどういう気持ちだろうが、僕が目標にしていた選手なんで。ずっとずっと目標にしてたんで。そんな目標にしていた選手と戦えるだけで本当に嬉しいんでね、めっちゃモチベーションが上がります」

――功也選手とは過去に3度対戦していますが、改めて大沢選手にとってはどういう存在ですか?

「乗り越えたいけど、高くて乗り越えられない大きな壁っていう感じですね。上に行くには、世界のトップに行くには卜部功也選手に勝たないと行けないってずっと思ってたんですけど、そんな簡単に越えられるような低い壁じゃないです」

――大沢選手が考える功也選手の強さとは?

「何でもできるところ。パンチもできる。蹴りもできる。アウトボクシングもできる。インファイトもできるっていう感じですね」

――そこまで評価が高いのは実際に肌を合わせたからこそ、感じられたことですか?

「そうですね。正直、最後に戦った時は、こんなことは格闘家なんで言っちゃいけないんですけど、もう試合中に『勝てねえ』って思ったんですよ。『これは無理だ』って思って。『どうしようどうしよう』って頭の中で試行錯誤して、訳わかんなくて。技術じゃ圧倒的な差があるから、これはブワーッ!と行かないと勝てないと思ったんで」

――試合中にそこまで感じたんですね。

「自分は試合中のそういう分析も結構早いんで。『無理だ無理だ』と思ったんで、ぐちゃぐちゃにするしかないと思ったんですよ。そうしたらぐちゃぐちゃにもさせてもらえなくて、『やべえ、どうしようどうしよう』っていう感じでしたね」

――そういう選手は功也選手以外で今まで戦ったことはなかった?

「いないです。やってる途中に勝てないと思ったのは一回もないですね」

――功也選手がインタビューで「自分の気持ちが落ちていた時に大沢選手に『卜部功也は強い』と言われて、自分としては救われた部分がある」と言っていました。それについてはどう思う?

「僕の中で功也選手はパウンド・フォー・パウンド、本当に大きな壁です。で、やっぱりこんなことを言うと、また格闘技ファンとかがああだこうだ言ってうるさいんですけど、正直、格闘家じゃなくて格闘技ファンって、結果でしか物を言わないじゃないですか? だから、ちょっと負けたり、2連敗したり、1RKO負けしたってなると、それだけで弱くなっただの、落ちただのって言うんですよ。でも、僕たちはファンじゃなくて、プロの格闘家なんで、そういうところも分析したうえで、全然(実力が)落ちているとは思わないですね。みんな言いますよ、ウチのジムのプロ選手たちも卜部功也選手はパーフェクトだって。3月の試合(功也が蓮實光に判定勝ち)を見て凄いって言いますね。やっぱり格闘技ファンの目線と格闘家の目線じゃ全然違うと思うんで。それはファンの人たちをバカにしているわけじゃなくて。自分はそう思います」

――今回功也選手とは8年ぶりの再戦ですが、8年前に比べて功也選手の強さが増していると感じることはある?

「正直、スピードはスーパー・フェザー級(60kg)でやっている時のほうが速かったかなとは思います。でも、その代わり階級を上げたことによって、マイナスな部分もあればプラスの部分もあるじゃないですか? スーパー・フェザー級の時のほうがスピードはあった。ライト級(62.5kg)の方がパワーはあったっていう感じですかね」

――その功也選手に勝つためにどんな練習をしている?

「試合が決まってから強いサウスポーとばっかりやってるんですけど、ウチのジムにはライト級で活躍している龍華がいて。それとずっとやってますね。あと飛び込む速さでは、右なんですけど、寺島輝がいるんですよ。瞬発系じゃないですけど、バババッと飛び込む速さはピカイチだと思っているんで、そういう選手とやってっていう感じですね。だから、練習相手には全く困ってないですね。それプラス僕の専属のトレーナーがいて、そのトレーナーに言われたことだけをずっと意識してやっています。それだけをやっています」

――長い歴史のある2人の試合なので見ているファンも思い入れのある試合だと思うが?

「思い入れあります? 少なくとも俺にはアンチの意見ばっかりしか来ないですよ。『何でお前なんだ』っていう奴しか来ないですよ(笑)」

――そんな大沢選手のアンチの人たちも含めて、どんな試合を見せて勝ちたい?

「正直、技術で勝ちたいです。試合でもちろん勝つんですけど、技術でこの試合は勝ちたいと思っています」

――今。自分の技術が通用するという自信はある?

「ありますね。今の僕の勝つ確率が正直、2:8でも3:7でもいいんですよ。それを4:6まで持っていくとします。考えてくださいよ。4:6だったらひっくり返せない数字じゃないじゃないですか? そうでしょ? 僕は4:6だったらひっくり返せます、絶対に。かと言って、試合までに4:6止まりじゃないですよ? もちろん5:5、僕が6:4まで持っていきますよ。例え持っていけなくて、4:6で不利だとしても、4:6ならひっくり返せない数字じゃないんで。僕ならひっくり返せると思います」

――今はその自信が強い?

「そうですね。今は本当に強い選手とやっているんで。ウチのジムだけじゃなくて、スピードある選手、テクニックのある選手、パワーのある選手と出稽古でいろいろやっているんでね。キックボクサー、ボクサー、MMAファイター、いろんな種類の選手とやってます。なんでいろんな種類の選手とやるのかと言うと、やっぱり卜部功也選手は何でもできるんで。パワーファイトもできるし、テクニックも何でもできる。だから、いろんな種類の選手とやってます」

――同じ日にライト級のタイトルマッチがあるが、意識している?

「興味ないです」

――それよりも功也選手に勝ちたいという気持ちのほうが強い?

「そうですね。僕の試合が同じ日に決まっていなかったら、タイトルマッチのゴンナパー選手と朝久泰央くんの試合はめちゃくちゃ興味ありますよ。でも自分の試合が決まっちゃったんで」

――それぐらい自分の試合に集中している?

「申し訳ないけど、自分の試合にしか興味ないです」
――それでは最後にファンの皆さんへのメッセージをお願いします。

「7月17日、K-1福岡大会、僕は初の福岡なんで、僕のことを知らない福岡のファン……僕のことを知らない人はあんまいないか?(笑)。だいたい僕のファンはアンチばっかりなんで、またこの公開練習見て、YouTubeのコメント欄も荒れると思うけど、勝手に荒れちゃってください。Mなんで、嫌われるのは慣れてます(笑)。でも、今回の試合は本当に変わった自分を見せたいと思います。毎回毎回変わった自分を見せたいって言ってますけど、今回こそは相手が相手なんで、生まれ変わった大沢文也を見せたいと思います。応援よろしくお願いします」

 

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