2019.06.19

 6月19日(水)東京・ウィラサクレックフェアテックスムエタイジム三ノ輪にて、6月30日(日)両国国技館で開催される「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント~」のトーナメント一回戦で玖村将史と対戦するペッパンガン・モー.ラタナバンディットが公開練習を行った。

 ウィラサクレック会長の元でK-1ルールに慣れるべく、17日に来日したペッパンガン。公開練習では来日直後の疲れも見せず、切れのあるパンチと右ミドルを中心としたミット打ちを行うと、同日に防衛戦を控えるK-1スーパー・ライト級王者ゲーオ・ウィラサクレックとのマススパーも披露した。

 普段のペッパンガンはスーパー・バンタム級(-55kg)より重い126ポンド(約57kg)近辺で戦い、ヒジ打ち・組んでからの攻撃が認められたムエタイルールで試合をこなしているが「減量に関しても問題なく、気候も良いので落としやすい。K-1ルールでも全ての攻撃が武器になる。早い段階でKOするよ」と減量とルールについて不安はなし。

 一回戦で対戦する玖村兄弟の弟・将史について「パンチが強い選手なので、そこは警戒しないといけない」とパンチのテクニックを警戒しつつも「早くKOすれば次の試合が楽になる」とワンデートーナメントを見越した早期KOを予告してみせた。

 玖村兄弟が揃って決勝での兄弟対決を望んでいることを聞くと「将史は私に負けるから、兄のところまでは辿り着けない」と断言し、K-1王者としてこの階級で強さを見せ続けている武居由樹に関しても「特に気にしていない。これから研究しようと思う」と興味を示さず。

 ペッパンガンは過去に武居がK-1で唯一苦戦したヨーブアデーン・フェアテックスに勝利しており「自分はヨーブアデーンに完全勝利しているので、武居とあたっても何ら問題ない。ウィラサクレック会長の元でK-1ルールに対応する練習を続ければ、K-1ルールにも適応できる」と自信をのぞかせた。

 日本で練習を共にするゲーオもペッパンガンの強さ、K-1ルールへの適正に太鼓判を押す。

「ペッパンガンが日本に来てから一緒に練習していますが、彼のテクニックは全てがK-1でも通じると思います。彼はパンチも蹴りもヒザも出来るオールラウンダーな選手でフィジカルも強い。少し動きを変えるだけでK-1ルールでも問題ないと思います。ペッパンガンはムエタイで過酷な戦いを経験しているので、ワンデートーナメントも問題ないでしょう。

 チャンピオンの武居選手もトーナメントに出場してますが、私の見る限りではペッパンガンがトーナメントで優勝してタイトルに挑戦するでしょう。ペッパンガンにも私やゴンナパーのように日本で活躍してほしいし、100%それが出来ると思います。ぜひペッパンガンにもK-1チャンピオンになってもらい、タイでももっと名前を響かせてほしいですね」。

 世界最強決定トーナメントと銘打たれた試合に出場するとあって「タイ代表として負けられないという自負もある。トーナメントでただ1人のタイ人なので、ぜひ優勝してタイに帰る」とタイを背負って戦う想いも口にしたペッパンガン。このトーナメントに優勝すれば、K-1のタイトルマッチにつながる可能性もあり「K-1でベルトが欲しい。自分にとって初めてK-1に参戦するが、必ず勝ってタイに帰る」と改めて優勝を宣言した。

 早期来日でK-1ルールへの適応を計り、ゲーオ曰く「100%日本で活躍出来る」というペッパンガン。周囲の期待、そして本人の宣言通りにトーナメント制覇を成し遂げるか?

 

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