2018.02.09

 3月21日(水・祝)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K'FESTA.1~」の[K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で王者・武居由樹と対戦する挑戦者・久保賢司のインタビューを公開!

──昨年11月にKrushでのタイトルマッチ(寺戸伸近に延長判定で敗れる)を終えて、試合直後には「選手としての自分は終わりです」という言葉もありました。最初に今回のオファーを受けた時は率直にどんな心境でしたか?

「最初は(オファーを)お断りしました。というのも寺戸戦後に『選手としての自分を終わりにしたい』と言った理由なんですけど、僕あもともと試合=仕事・スポーツという感じでやっていたんですけど、昨年4月でK-1に復帰することになって、あの時は自分の欲だけで自由に戦いました。そうしたら人を恨んだりとか憎んだりとか、結構色々と変な感情が出て来ちゃって。その感情に自分自身も引いてるところもあったり、スイッチが入った時と普段の自分に差がありすぎたり、ジムの代表をやる上で不適切な言葉をガンガン言ったり…これはちょっと良くないなと思ったんですよね。それで寺戸戦を最後にしようと思いました。

 それで今回の話があって、最初はお断りさせていただきました。でも色々考えてるうちに、何だろう…会見でも言いましたけど、自分の武居くんの試合映像を見ていると『このクソガキ!』という感情が芽生えてきてしまったんですよ。武居くんは『トーナメントが終わった後、久保選手が褒め称える言葉をかけてくれた』と言ってましたけど、それはあのトーナメント1回きりのつもりだったからで、終わった後に本当におめでとうという気持ちで、これからK-1を背負って頑張って欲しいという想いを伝えました。あの時は僕も(選手とは)違う立ち位置からK-1を一緒に盛り上げていきたいって想いがあったから、ああいう言葉を発しただけです。でもいざ試合をするとなると感情はまるっきり変わりますよ。あの時は大恥をかかされたんで、今は『こいつをぶっ倒してやろう』という感情しかないですね」

──試合のオファーを受けて相手のことを意識し始めたら、沸々と気持ちが燃えてきた感じですか?

「そうですね。こういう気持ちになるのは駄目だと抑えようと思ったんですけど……無理でしたね(苦笑)。何でしょうかね、これ」

──久保選手の中に闘争本能が残っていたわけですね。記者会見では「ジムの代表としてK-1に選手を送り込みたいと思う一方、1プレイヤーとしてはK-1のリングをぐちゃぐちゃにしてやりたいという気持ちがあります」という言葉もありました。ずばりテーマは“破壊”ですか?

「僕は本当にK-1が大好きで、K-1を盛り上げるためにジムからどんどん優秀な選手を育てて、K-1・Krushに送り出していきたいと思っています。でもその反面、プレイヤーとしてのモードになると、面白くねえなというか、ぐちゃぐちゃにしてやりたいと思う部分があるんですよ。あんまり大きな声では言えないですけど(苦笑)、間違いなくそういう感情がありますね」

──武居選手の側からすると、K-1王者になって年間MVPにも選ばれて「K'FESTA.1」というビッグイベントで防衛戦を迎えるという意味では、まさに人生の晴れ舞台です。それをぶっ壊して、会場を静まり返したいですか?

「はい。自分が出てK-1を盛り上げようとかは、今は全然思わなくて。7大タイトルマッチですか? 凄い魅力的なカードが揃ってますし、他の6つで十分盛り上がると思うんで、僕の試合ぐらいは皆が引くぐらいにぐちゃぐちゃにしたいなって思ってます」

──タイトルマッチではありますが、ベルトどうこうよりも武居由樹という選手に恥をかかせたい、と。

「ベルトは全く興味がないですね。僕は武居君に大恥をかかされて屈辱的な想いをさせられたんで、今回は僕が彼を血の海に沈めてやります」

 

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